【新卒者】就職活動(人気企業、業種、賃金) 就活の理想と現実~社会のサポートが必要な時代に!? 【2005年 第1回】

【2005年 第1回】【新卒者】就職活動(人気企業、業種、賃金) 就活の理想と現実~社会のサポートが必要な時代に!? 仕事

平川 すみこ(ヒラカワ スミコ )⇒ プロフィール

学校を卒業して就職する―それは社会への旅立ち。
親の保護の元から、経済的にも独立し、いわゆる大人になる第一歩ですね。
そんな社会人への第一歩を踏み出すステージとして、就職企業に対する憧れや期待感でいっぱいに就職活動に取り組む学生の姿は素晴らしいものですね。

 

新卒就職先人気企業ランキング

それを反映しているのが、毎年発表される「新卒就職先人気企業ランキング」。
ランキングに登場する企業は、ほぼ誰もが名前や事業内容を知っていて、CMでも見たことがあるなという認知度の高い企業です。
年によって人気業種の変動がありますが、まさに時勢に沿ったブランド指向の意識が現れていると感じます。
でも、人気企業は競争率も高い!だからこそ就職したい、自分がその企業から必要とされたい、と自分自身の意欲を奮い立たせているような気もするのです。

大学を卒業しても、約10万人近い学生が就職も進学もしていない

でも、憧れ企業は高嶺の花と割りきったとしても、進むべき道をみつけることを断念してしまう学生も多いのでしょうか。
現在、大学を卒業しても、約10万人近い学生が就職も進学もしていないという現実があるそうです。
文部科学省の「平成17年度学校基本調査速報」によると、平成17年3月大学(学部)卒業者数55万1千人のうち、進学も就職もしていない者(家事の手伝いなどで,就職でも大学院等への進学や専修学校・外国の学校等への入学等でもないことが明らかな者)は9万8千人で,卒業者に占める比率は17.8パーセントとのこと。
前年度より若干減ってはいるようですが、数値に隠れている学生の心情を思うと、なにか割りきれなさを感じてしまいます。
彼らは今度いつ社会への意欲を持つことができるのでしょうか。
ニートと呼ばれる15~34歳で家事も通学もしていない非労働者が、昨年度65万人(うち、九州・沖縄は7万人)という現状は、これから就職活動をする学生にも不安や無気力感を増長させるものではないでしょうか。

キャリア教育を重点的に支援

そこで、文部科学省は、大学などで行われている将来の目標や職業意識を学生に持たせるためのキャリア教育を重点的に支援する方針で、平成18年度予算の概算要求に約7億4000万円を盛り込むことを決定。
すでに、九州でもマンモス校の福岡大学では、「日頃から社会との関わりを深く意識し、就職・進路を早い時期に考え、自己の能力や適性を活かす方法を学ぶことによって、来たるべき就職活動に役立つ能力」を養うため、1年次より就職・進路のガイダンスが実施されています。

また、某大学生向け就職支援サイトでは、保護者のサポートが大事だと「保護者版サイト」も新設。

学生の就職のために、社会全体の支援が必要な時代になっているといえるでしょう。

【2005年09月14日00時00分】
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