マネープランはどう立てる? ①目標設定【2015年 第6回】

【2015年 第6回 マネープランはどう立てる? ①目標設定】
キャラでわかる!私のマネープラン

平川 すみこ 

このコラムでは、個性心理学によるキャラ(個性)別のマネープランの考え方をお伝えしていきます。自分のキャラを知って上手にお金とつきあっていきましょう。第6回からはキャラを2分割して、そのタイプごとにマネープランの立て方をみていきます。

 

 

 

 

 

個性心理学では、人間の個性を12の動物キャラクターにあてはめていますが、行動パターンから「目標指向型」と「状況対応型」に2分割されます。どちらに属するかで、意思決定や行動パターンが大きく異なるため、マネープランにおいても目標設定の方法が違ってくることに。さて、あなたのキャラは、どのような目標設定があっているのでしょうか。

 

■目標指向型と状況対応型

コラムの2回目でMOON、EARTH、SUNの3分類のお話をしましたが、この3分類は「相手軸」なのか「自分軸」なのか、「目標指向型」なのか「状況対応型」なのかで分けられています。今回は「目標指向型」と「状況対応型」の2分割で、その特性についてみていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この2分割は、考え方も行動パターンも、すべてにおいて対照的で、天と地ほどの違いがあります。そのため、同じ目的に向かって何かを一緒にやろうとしても、意見が食い違ったり、足並みが揃わなかったり。そのため、お互い大きなストレスを感じてしまうこともあるのです。

例えば、友人や家族と明日は「お寿司屋さん行こう」と決めたとします。「目標指向型」は頭の中にはもはや「お寿司」しかなく、お寿司以外を食べるなんてありえないのですが、「状況対応型」は新しくイタリアンのお店がオープンしたと聞くと、急きょ「イタリアンに変更」もあり。「お寿司って決めたじゃない!」「今日はもうイタリアンの気分なの」とケンカになったという経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

さて、あなたは「目標指向型」ですか? それとも「状況対応型」ですか?

 

■目標に向かってまっしぐら! 目標がないとがんばれない目標指向型

最初に目標を決め、計画を立て、その通りに実行していくタイプ。目標達成という結果を重視するので、そもそも目標がないとがんばれないし、期限も決められていないと動けません。期限を定めて計画通りに進めようとするので、逆に予定外のことに臨機応変に対応するのが苦手。ペースを乱されるとストレスになります。

そんな「目標指向型」さんは、心を開き本音でモノが言い合える人間関係が理想。どうでもいい人には本音を言いませんし、本音を言わない人とはつきあえません。心を開いた相手には、自分の目標や計画を熱く語り、がんばっている姿を見せようとする「有言実行型」でしょう。

 

目標指向型のマネープランは、SEE→PLAN→DO!

そもそも目標を定めたらまっしぐらにコツコツ貯めれるタイプなのに、貯められないというのは、「何のために」「いつまでに」「いくら」「どうやって」という具体的な目標と計画がないから。目標や期限を決めるとやる気もアップ! ただし、途中で計画どおりにいかなくなるとやる気ダウンで諦めたりしがち。予定外の出費も考慮してプランニングをしましょう。そのためにも将来にわたっての収支シミュレーションで“お金を見える化”するのが有効です。欲しいと即買いの狼さんや、オシャレ出費の多い黒ひょうさんも、浪費をセーブする気づきにもなりますよ。

■臨機応変につき進む! 期限がプレッシャーになる状況対応型

大きな方向性だけ決めれば、あとはそのときの状況に臨機応変に対応していくタイプ。計画を立ててその通りに進まなくてもへっちゃらです。目標達成よりもプロセス重視で、より良いものを目指そうとするので、結果が変わってもOK。ノリで進んでいくので、逆にきっちり計画通りには苦手。期限を決められるとストレスになります。

そんな「状況対応型」さんは、人間関係は建前から。実は自分でも本音がよくわかっていなくて、本音で話すのが苦手なため、かえってどうでもいい人に対しては本音がでたりします。いい人とかスゴイと思われようと、がんばっている姿を見せず陰で努力する「不言実行型」だったりします。

状況対応型のマネープランは、PLAN→DO→CHECK→DO!

具体的な目標と計画を立てても、実行までに時間がかかったり、新たな情報を耳にして迷ったりで、計画通りに貯められないタイプ。そのため、計画がしっかりしていること、無理なく実行しやすい設定がポイントになるでしょう。また、面倒くさがり、飽きっぽいという面があるので、モチベーション継続のためにも、途中に小ゴールを設定しクリアしていくようにするのが有効です。最終目標がさらに良くなることを目指して、途中チェックで軌道修正していけば、ノリのチータさんやペガサスさんも飽きずに続けられ、たまに大物買いするたぬきさんも支出チェックになるでしょう。

■自分にあったマネープランを考えよう

「目標指向型」と「状況対応型」の2割は、3分類と重なるので、EARTHとSUNの動物キャラの方にはしっくりくる方が多いでしょう。MOONは2つに分かれますが、「相手軸」でもあるので、つい相手の思考や行動パターンに合わせてしまっているかもしれません。

そして、この2分割は両極端であるがゆえ、反発もしますが、惹きつけあうものです。そこで、自分と相手を比べてしまって、「目標指向型」の人は状況対応できない自分に、「状況対応型」の人は目標指向で行動できない自分にとまどうこともありますが、本質が違うので仕方ありませんよね。

自分に合った目標設定、計画をしたほうが実行、達成しやすくなります。自分の本質は「目標指向型」なのか「状況対応型」なのかをまず認識して、自分に合ったマネープランを考えていきましょう。

※当コラムの執筆者平川すみこは、個性心理学研究所の認定を受けた講師・カウンセラーです。

個人カウンセリング(診断レポート)、講演・講座、セミナーも行っています。

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