スウィートホームの選び方【2006年 第6回】

【2006年 第6回】スウィートホームの選び方 結婚

瀬戸家(旧姓千葉) みのり ⇒プロフィール

夢広がる新居選び

憧れだった二人きりの生活。明るい日差しの入るリビング、ゆったりくつろげる寝室、楽しくお料理できるオープンキッチン…。
夢広がる新居選び、ワクワクしますよね。結婚情報誌の調査によると、新婚カップルの約6割が賃貸住宅を利用。
とりあえず子どもができるまでは賃貸で…というのが一般的なようですが、一方で結婚を機にマンションや一戸建てを購入するというカップルも約2割に上ります。
独身時代に貯めていた資金を新居の頭金に当てるケースが多いそう。晩婚化の影響はこんなところにも現れているのかもしれません。

新居選びのポイント

賃貸にしても、購入にしても二人の要望を叶える家探しはなかなかの難題。
家の間取り、通勤、生活環境、家賃など「失敗したくない」だけに、慎重にならざるを得ません。
住宅情報誌やインターネットで物件を探す場合が多いようですが、卓上での情報収集にもやはり限界があります。
物件探しの一番のポイントは、自分の目でよく確かめ、不動産業者を味方につけること。
ご参考までに知り合いの不動産業者に聞いた新居選びポイントを上げてみると…。

1.希望する家賃(購入価格)、エリア(沿線・駅)、広さ、間取り、駅から〇分以内、バスの利用OKなど希望条件をしっかり伝え、尚且つ優先順位を決めておくこと。
2.男性と女性では選ぶ基準が異なる場合が殆ど。必ず二人で物件を確認し、お互いの要望を確認すること。
3.雨の日と晴れの日、朝と夜、平日と休日では印象がたいぶ変わるので、できれば下見には複数回行くこと。

他にも、家賃や購入費用を甘くみていたことによるトラブルが多々あるそうです。
新婚カップルの場合、物件の良さにつられてついつい予算オーバーの物件を契約してしまうというケースが多いそうです。新しい生活をはじめるには、家賃や購入費用だけでなく、引越費用やその他もろもろの経費も必要です。
夢と現実の折り合いをつけつつ、二人の素敵な新居を見つけて下さいね。

【2006年6月20日】

 

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