固定費と変動費【2011年 第2回】

【2011年 第2回】 固定費と変動費 家計管理(子育て世代)

中村 真佐子⇒ プロフィール

今回は、支出の面から家計管理を見ていきます。
支出を固定費と変動費に分けた考え方を身に付けて、家計管理をうまくやっていきましょう。

 

 

 

 

固定費と変動費とは

固定費とは、毎月または毎年同じ金額を支払わなくてはならないもの。
例えば、税金、保険料、学費、通信費等です

変動費とは、支払い額がその月によって変わるものです。
例えば、食費、光熱費、医療費、被服費等です。

子育て世代特有の固定費と変動費は、どのような物があるでしょう。
固定費では、学費、給食費、電車通学の場合は定期代、習い事代など。
変動費の中で医療費と被服費は、突然まとまって必要となることが少なくありません。突然のケガや病気、成長とともに衣類や靴のサイズ変更買い替えは頻繁にあります。

3カ月家計簿をつけてみる

家計簿をつけていない人は、3カ月間家計簿をつけてみて下さい。
季節によって多少変動はありますが、だいたいの支出を把握することができます。
支出全体から、固定費と変動費に分けて、どのくらいかかっているのか確認してみましょう。

だいたいの数字が出たら、下記の式にあてはめてみてください。

赤字の家計は
収入―固定費<変動費

貯金をするには
収入―固定費>変動費

収支トントンで
収入―固定費=変動費

効率的な減らし方

まずは固定費に目を付けます。家族にとって本当に必要な支出であるかを改めて考えてみましょう。
・生命保険料は、払いすぎなのではないか、保障額は適切か。
・自動車保険は同じ補償でも保険料が安い保険会社があるのではないか
・携帯電話のプランで必要のないものが含まれているのではないか

子育て世代特有のものとして、習い事代。
たくさん掛け持ちをして、友達と遊ぶ暇がなくいつも疲れていませんか?
まわりに惑わされず、子供に合った習い事を考えましょう。

固定費削減は変更手続きなどが面倒ですが、一度手続きしまえば、おしまいです。しかし、数年たつと家庭環境が変化しますので、定期的な見直しは必要です。
この見直しも家計管理のポイントです。

固定費を見直し、まだ赤字の時は変動費を見直します。
変動費の削減は、いわゆる「節約」をしなければなりません。
過度な「節約」は長続きしません。どこかで反動がきます。

家計簿とにらめっこをして、まずは目に余る支出について削減を検討しましょう。
例えば
・健康を害するくらいにお菓子やアルコールをたくさん買ってしまう。
・食材をたくさん買っているのに外食を頻繁にしてしまう。
・週末のたびにレジャーにでかけてしまう。
食べざかりの子供がいるのに、食費を減らすことは好ましくありません。

光熱費に関しても、過度な節約は、ストレスになります。がんばって節約したところで、月数千円です。外食を1回減らした方が効果があります。
光熱費と食費については来月以降見ていきますので、詳しい削減方法は割愛します。

支出を固定費と変動費に分けた考え方はいががでしたか?
「簡単で、ストレスがなく、継続できる」が家計管理の節約のポイントです。

子育て世代では「まわりに流されない」事も重要です。
「○○ちゃんが持っているから」と子どもからおもちゃやゲームなどをせがまれたり、「○○ちゃんが塾に行きだした」そんな情報に動揺したり・・・。親として悩む場面が多々ありますね。

家計管理をする上で、家計簿を付け、固定費と変動費を出してみたけどどれも必要。
だけど赤字減らしたい、どれを見直して良いのかもわからないと言った時は、FPなどの専門家に相談してみましょう。当たりまえで気がつかないこともあるかも知れません。

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