つれづれマネー招き録①ポイントカードのお得度【2009年 第 6 回】

【 2010年 第 6 回 】 つれづれマネー招き録①ポイントカードのお得度  スポットコラム

加藤 文子(カトウ アヤコ)⇒プロフィール

日頃、感じていること、気になったことを書き綴ってみたいと思います。

今回はポイントカードについてです。

 

増えるポイントカード

最近、多くのスーパーやデパート、専門店などでポイントカードを発行しています。初めの頃は「お得そう~!」と思って、お店の人から声をかけられるたびに作っていたのに、いつの間にか増えすぎてこの頃はできるだけ作らないようにしているという方も多いのでは?

私自身もお財布に入りきれないようになってしまい、ついにポイントカード専用のカード帳を必要に応じて持ち歩くようになってしまいました(笑)。でも、カード帳を持ち歩かない日に限って、そのお店に行ったりして…(笑×涙)。

マチマチなポイント付与方法

このポイントカード、ポイントの付け方や還元方法がマチマチです。
たとえば、ポイント付与例を挙げてみると100円(消費税込み)で1ポイント付与もあれば、105円(消費税込み)や200円(消費税込み)、210円(消費税込み)、500円で1ポイント付与などいろいろ。

また、そのお店に来店するたびに5ポイントなど一定のポイントが商品購入の有無に関係なくもらえる場合や来店ポイントがゲームのようになっていて、当たると思わぬラッキーをつかむことも(私自身は数百円の商品を購入して2,000ポイントをゲットしたことがあります♪)。
お店によっては、誕生月には特別ポイントが付与、ポイント3倍・5倍・10倍付与ディーがあるなど実にさまざま。

還元方法もいろいろ

さらに還元方法にもいろいろなバリエーションがあります。

たとえば、1ポイント1円単位で次回の買い物金額から差引可能、月1回現金化も可能、ある程度まとまったポイントでカタログから商品を選択可能、500ポイントでそのお店で使えるお買物券発行、1ヵ月単位でみて一定の買い物金額に達すると特別ポイントを付与などいろいろ。

一覧表にでもしない限り、どのポイントカードがいくらでポイントがつき、還元率がどうか覚えきれないのが難点。どうせなら、均一にしてほしい!と思ってしまうのです。とはいえ、「ポイントのつかないお店では買わない!」と豪語する方もいるようなので、顧客獲得のポイント合戦は販売店側の命題といえましょう。

お気に入りのポイントカード

個人的に気に入っている手堅いポイントカードを3つ挙げると、

① 100円(消費税込み)で1ポイント付与、1ポイント1円にて次回の買い物から差引(還元率1%)可能、5倍ポイントディーも月に数回あり、貯まったポイントを月に1回、現金に替えることができるAポイントカードが気に入っています。ときどき5,000円や1万円の現金に替えて、楽しんでいます。

しかも、買い物をすればポイントは自動的に1年間更新になるため、ポイントが消滅して悔しい思いをすることも少ない。しいて言えば、クレジットカード払いができないこと(クレジットカードを使えば、ダブルでポイントが貯まりますものね)。
5倍ポイントディーには値引率が少ない、値引き商品が少ないことです。

② 210円(消費税込み)で1ポイント付与、500ポイントで500円のお買い物券に替えられるBカード。これだけならポイント還元率はよくないカードですが、実は商品を1点以上購入し、レジ袋なしなら5ポイント進呈になっているため、一転してお得度数が高いカードに浮上します。つまり210円の商品を購入して、買い物袋持参なら6ポイントがつくというわけです。

仮にこれを繰り返したとすると(毎回、210円購入というのは非現実的ではありますが…)、還元率は約2.87%になります。こんなエコなら進んで協力したいと思いませんか?

③ 100円(消費税込み)で1ポイント付与、500ポイントで500円のお買い物券に替えられるCカード。2点以上商品を購入し、レジ袋なしなら2ポイント進呈。月に1回、10倍ポイントディーなどがあります(でも、この日は値引率が少ない、値引き商品が少ない)。これだけだとごく普通のポイントカードですが、実は専門店街に入っているため、専門店のカードも同時にポイントがためられるのがミソ。

専門店街のカードは105円(消費税込み)で1ポイント付与、500ポイントで500円のお買い物に替えられる。ポイントの付与に若干のブレがあるので気をつける必要性はありますが、1度で2度おいしいカードとして気に入っています。

いかがでしたか?ご自分が使っているポイントカードのほうが、もっとお得度が高いということがありましたら、ぜひご連絡ください。

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