Let’s Enjoy “旅”  『賢く楽しく“旅”しましょう。』【2011年 第10回】

【2011年 第10回 Let’s Enjoy “旅”  『賢く楽しく“旅”しましょう。』】楽々旅々

合田 菜実子⇒ プロフィール

 

紅葉狩りやハイキングに出かけてみたくなる、気持ちの良い季節になりましたね。マイカーでドライブ

 

 

 

 

 

福岡から大阪に引っ越して来てから“列車”を利用する機会が多くなりました。

JRと阪急の沿線に住んでいるため移動方法が“列車”しかないというのが1番の理由ですが、大阪市内や神戸、京都と度々外出していると思った以上に“交通費”の負担が大きいことに気付きます。

最近は、ほとんどの改札で“スイカ”や“イコカ”といったICカードが使えるため、切符を買うことなくスピィーディに利用できるようになって便利にはなりましたが、お金を払って乗車しているという意識が薄れてしまい、あとからクレジット請求が来てびっくりということもあります。

 ただ、路線によっては、“一日乗車券”、良く乗る区間の場合は“回数券”、私鉄や地下鉄は割引率の高い“専用のカード”を購入した方が安くなるケースがあります。

 例えば“福岡市営地下鉄”土日祝日ならば、1日券(エコちかきっぷ)が500円で買えますので、博多~姪浜まで、片道290円区間を往復するならば、1日券の方がオトクですね。1日券ならば途中下車も可能ですので天神でちょっと寄り道なども出来ますね。

関西のJRの例を挙げると、京都から大阪までのJR料金は片道540円ですが、昼間休日特割切符ならば12枚当たり3670円(1枚当たり306円)で約43%割引になります。平日10時~5時と休日の利用に限られ、3カ月の有効期限がありますが、条件が合えばかなりおトクですね。

 また、昼間に限らず利用できる回数券(11枚分が10枚分の料金)などもありますので、利用できそうなものがないかチェックしてみて下さいね。JRの場合ほとんどの区間で利用が可能ですし、私鉄などでも、同じようなタイプの回数券が用意されています。

 また、そんなに回数は乗らない・・・という方も、金券ショップに行けば、少し割高になるものの回数券のバラ売り切符が結構売っていますし、逆に使い切れない回数券を売ることも可能です。

長距離路線はより慎重に料金を比較する必要があります。最近は新幹線でも、“EX予約”等を利用すると、インターネットで予約・クレジット決済で、専用のカードやケータイを使って切符を購入する必要もなく新幹線に乗ることも出来ます。  

新大阪~福岡 間の料金を比較してみましょう。          

片道料金(乗車券+特急券)  

・通常片道料金  乗車券 ~ 9350                   

特急券 ~ 5540円             14890円

乗車券 ~ 8410円  往復利用の片道料金⇒ 13950円

  ※みどりの窓口などで購入

・EX予約    乗車券 ~ 9350円            

 特急券 ~ 3530円             12880円

 乗車券 ~ 8410円  往復利用の片道料金⇒ 11940円

  ※インターネットで予約し駅にある専用端末でチケットを発券

   往復割引適用の場合は、みどりの窓口で乗車券を購入

・EXIC    乗車券・特急券セット             12880円

  ※ネット予約し、専用のカードでチケットレス乗車出来るもの。 

 

 ・IC早特    乗車券・特急券セット             11450円

  ※ネットで3日前までの予約(変更も含む)が必要

・山陽新幹線2枚切符 乗車券・特急券セット           12800円

※みどりの窓口で購入。(変更不可・発売期間など条件があります。)

 

・エコノミー回数券  乗車券・特急券セット           12800円前後

※金券ショップでバラ売りを購入。繁忙期は利用不可

600キロ以上の区間ですと、乗車券は往復割引が適用できますので、EX予約で乗車券を別で購入するのが最も安くなります。ちなみに 新大阪~博多間は 622.3㎞ ,新大阪~東京は552.6㎞となっています。EX予約・EXICは専用カード、登録が必要ですのでご注意ください。

 その他にもJRの場合、周遊券や土日限定の企画乗車券などいろいろなタイプのチケットや、新幹線と特急を乗継で利用される場合の乗継割引等もありますので、一番良い方法を検討してくださいね。

 東海道本線沿いに住んでいると、いろいろな列車を見かけます。どうやら、我が家の界隈は日本でも有数の列車撮影スポットらしく、“鉄道マニア”の方々が毎日のように、カメラを構えて撮影されているのを見かけます。“日本海(青森行き)”“トワイライトエクスプレス(札幌行き)”“こうのとり(城崎行き)”“くろしお(勝浦行き)”など、さまざま。

 冬になると青森から“日本海”が白い雪を積んでやってくるのかな?・・・とちょっと楽しみな気持ちになります。そして、いつか“トワイライトエクスプレス”に乗って北海道まで行ってみたいな、とも思っています。九州新幹線“さくら”や、最速の東北新幹線“はやぶさ”も魅力的ですよね。

みなさまもぜひ“列車”を上手に活用して“秋の旅”楽しんでくださいね。

  • コメント: 0

関連記事

  1. NISA口座獲得競争激化!でも、重要なの は焦らないこと【2013年 第2回】

  2. Let’s Enjoy “旅”  『賢く楽しく“旅”しましょう。』【2011年 第9回】

  3. 「子ども子育て白書」から読み取る結婚 環境【2012年 第6回】

  4. 「男児本分の外、復功名の地無し」【2015年 第11回】

  5. お金を稼ぐ方法【2012年 第4回】

  6. 財政的不安の少ない都心で暮らす 【2016年 第6回】

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。