毎年必ずやってくる~自動車税編~【2012年 第5回】

【2012年 第5回】毎年必ずやってくる~自動車税編~クルマをもっている人に、この時期やってくる「自動車税納税通知書」

矢澤 理惠(ヤザワ リエ)⇒プロフィール

クルマをもっている人に、この時期やってくる「自動車税納税通知書」。
1台ならまだしも、複数所有している方はこれを払うだけでも大変・・・

環境対策による自動車税の細分化

GWのころになると決まって送られてくる、自動車税のお知らせ。
クルマをもっている方は必ず目にしていると思います。
最近は自動車税のグリーン化税制(環境配慮型税制)といって、環境対策の観点から環境にかかる負荷の小さいクルマについては税金を軽減し、そうでないクルマは税金が高くなる特例措置が取られています。
自動車税の税額表(グリーン税制を適用しない場合)

 

 

 

 

 

ちなみにウチのクルマは、「そうでないクルマ」の部類のため、本来39,500円ですが約10 %増の43,400円を支払わせていただいてます・・・
(ちなみに、クルマを買った時が登録時から13年目だったため、最初からこの金額です。)

支払いは計画的に

もっとも、保有した時点で自動車税が毎年かかるのはわかっていることなので、計画的に準備しておけば良いわけです。
クルマを所有することでかかる固定費は自動車税、任意保険料、車検費用です。

私の場合、自動車税43,400円、任意保険料69,180円、車検費用約12万円(2年)
1年間で計算すると43,400円+69,180円+6万円(車検1年分)=172,580円
これを12カ月で割ると14,381円なので、月々15,000円ずつ積み立てておけば良いわけです。
ここで私が活用しているのが「納税準備預金」という口座。
税金を納めるお金を積んでおくための預金口座で、銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農協などで取り扱っています。

メリット

○税金を払うために預入しておくため、預金利子に税金がかからない!
○普通預金より、金利が高めに設定されていることが多い。(金利は各金融機関ごとに設定)
○自動車税だけではなく、所得税、法人税、固定資産税、都道府県民税等の支払いにも使える。
○自動引落としで税金を払える。
という点です。

税金を払うためだけに金融機関の窓口へ出向くのは、気が重かったりしますからね。

デメリット

○ATMを利用できない。(必ず、窓口で入金、出金する必要がある。)
○税金の支払い以外で預金を下ろす場合、後から税金が徴収される。
○税金の支払いを自動引落としにしていない場合窓口で出金することになり、その際に税金の納付書が
必要で、結局窓口で払うのと同じ労力がかかってしまう。

この、納税準備預金に自動車税として、月々4,000円程度預けています。固定資産税等もあるので合計して預入しています。
そして、残りの任意保険料や車検費用にあてる11,000円は普段使わないネット銀行の普通預金に積み立てています。(普段使いの口座だと、どさくさで使いこんでしまい、あとで困るので・・・)

クルマ友達の中には一人で3台とか7台とか持っている人がいます。
1台4万円前後としても、7台保有していると30万円弱の自動車税!!を払うことになります。
ここのところ、預金利子は最低金利に近く、税金がかからないというメリットは決して大きくありませんが、払わなくていいものなら1円でも抑えたいところですよね。

ATMで出し入れができないのが不便ですが、月に1回くらい平日に銀行の窓口へ行く時間を作れる方であれば利用が可能だと思います。
クルマは普段から、メンテナンス費用、消耗品代(オイル、タイヤなど)、ガソリン代、高速道路代など、お金がかかります。これはこれで毎月の心づもりが必要ですが、これについてはまた後日、お伝えしていこうと思います。

チームメイトのゴール!

昨年参加したレースのチームメイトが今月、結婚されます!
ご主人になる方も、別の車両でこのレースに参戦されていた仲間ということで、同じ趣味で一緒に過ごしていけるってとても素敵だと思います。
お二人とも、前述の「そうではないクルマ」に乗ってらっしゃるので、これからはクルマ費に重点を置いたライフプラン計画を立てていくことが大切ですね。

 

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