ボーナスで買ってみたい金融商品①【2006年 第1回】

【2006年 第1回 】 ボーナスで買ってみたい金融商品① ボーナス

松山 智彦⇒プロフィール

 

 

 

 

 

 

エクスプレスリサーチによる2005年冬のボーナスの活用法。48%は貯蓄・投資、19%はローン、33%は消費(うち40%は旅行・レジャー)。

安全性も収益性も重視する中部地方

では東海地方の貯蓄・投資の特徴をみてみますと、「安全性」重視であります。
UFJ総合研究所調査レポートによると2002年データでは全国平均が52.8%あるのに対し、中部地方は53.2%でした。
家計金融資産の健全性(金融資産・負債比率)を見てみると、全国平均が3.5に対して東海が4.2と全国平均を大きく上回っています。
つまり、貯蓄・投資は安全志向で借金を抱えない健全体質である事がわかります。
※2006年3月8日のマイアドバイザー地域別コラムでは東海地方が日本一の貯蓄率というのが紹介されています。

しかし同じデータで「収益性」を重視している人は、全国平均が14.0%に対して中部地方は15.1%と1.1ポイントも高い事も伺えます。

量的緩和政策の解除でようやく日本経済が健全な方向に進むことになりそうです。
そこで投資のスタンスとしては「積極投資」「長期投資」になると思います。

そこで、リスクの取れる範囲で証券投資信託の購入をオススメします。

例えば、日経225連動型投資信託などのインデックス型の投資信託は、その値動きが日経平均株価と連動しているので、値動きとその原因が把握しやすいという特徴があります。

因果関係が理解できるものを選ぶ

私のリスク管理の考え方のひとつに、因果関係が理解、把握できる事があります。
なぜならば、因果関係が把握できれば、対応もしやすいからです。
そういう意味ではインデックス型は最適だと思います。
もちろん、今ブームの中国やインドなどへの投資も悪くはありません。
これらの国の情報収集をしやすい立場の人ならば投資妙味がありますが、そうでない方には容易にはオススメできません。
むしろ、ジモティ(地元志向)な金融商品を探した方が懸命だと思います。

そこで次回は、「ご当地自慢」としてジモティな金融商品をご紹介したいと思います。
私個人的には、買いたいと思うものがいっぱいです!

【2006年5月2日】

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