住まいのお金、定期的に見直しを【2006年 第3回】

【2006年 第3回】住まいのお金、定期的に見直しを  新社会人

山下 修一 (ヤマシタ シュウイチ) ⇒ プロフィール

お給料としていただいたお金から、一番出費が多い項目と言えばやはり住まいのお金ではないかと思います。
就職先によっては「最初は寮生活から始まるからさほど気にならない。」という方もいらっしゃると思います。
しかし、長引く不況を経て、以前よりも福利厚生に力をいれる企業は少なくなってきました。
住宅手当を廃止もしくは減額してきた企業も少なくないと思います。

住まいにかけるお金

だから、新社会人の住まいにかかるお金は年々負担感を増してきていると思います。
まず、勤務先に通うために自分の住まいをどこにどのように構えるのかは大変重要な事で、それがお金に跳ね返ってきます。
既に住まいが決まっている方も、将来は住み替えを考えられていることでしょう。
実家から通われる方は家にある程度お金を入れることがあると思います。
だから、普段から住まいにかけるお金というものはしっかり意識しておきたいものです。

新社会人の住まいの生活実態

では、最近の新社会人はどのような住まいで生活をスタートしようとしているのか、その実態を見ていきましょう。
「不動産ポータルサイトのHOME`S」による、2006年度に新社会人になる方々を対象にした調査結果の一部をご紹介したいと思います。以下の質問をご覧ください。
(コンテンツ移行の際に初回掲載時の表が再現できなかったため、非掲載となっております。ご了承ください。)

○部屋探しをする際に、次の9つの要素のうちどれを重視していますか?
生活エンジョイ志向、経済性志向、時間志向、エリア志向、生活利便志向、デザイン志向、設備充実志向、生活安全志向、建物ハードウェア志向

1位は時間志向。
1位は経済性志向ではないかと思っていましたが、意外にも全体で4位・男性で2位・女性で4位という結果です。
「時は金なり」といいますが、限られた時間をどう有意義に過ごせるのかに価値を持っているのが新社会人の傾向といえます。

調査結果の中で注目したのが、対象になった新社会人が構える住まいについての基本属性です。また少し見ていきましょう。

○住まいの形態をお答えください。
こちらは男女とも5割弱が賃貸住宅に住んでいますが、意外だったのは男性よりも女性が若干多かったことです。
また、もうひとつの特徴として男性は社員寮が多く、女性は親元からの通勤が多くを占めています。

○賃貸の場合の希望家賃をお答えください。
男女とも半分以上は6万円未満の価格帯を望んでおり、特に女性のほうは6割を超えています。
女性は7万円未満となると8割に達します。

○家賃補助額
内定先で住宅手当が支給される最多は住居費の3割以内です。
5割以上も多いですが、全く支給されないという層が3人に1人という結果になっています。

地域特性は考慮されていませんが、ようやくこれから探そうという方はぜひ参考にしてみてください。

家賃は手取り収入の40%以内に

働く地域・環境・企業待遇によって住居費が占めるウエイトが変わると思いますが、住居費が社会人の家計に大きな影響を及ぼすのは間違いありません。
時間はあるけれども、残ったお金では何もできないということになりかねません。
実際にはどのような暮らしが待っているのか、生活習慣が安定してからで構いませんので、全体に占める割合を確認してみてください。
生活のバランスを考えて手取り収入の40%以内には抑えておきたいものです。

形態で一番多かった賃貸住宅のメリットは住み替えが容易であることです。
実際に家賃に対する負担が重いようであれば、敷金の返還割合や引越し代を含めて住み替えた方が良い場合があります。
そのことを念頭において半年おきぐらいで見直しを行ってみてはいかがでしょうか?

【2006年03月22日00時00分】

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