費用 今の教育費水準で考えてはダメ! 【2006年 第2回】

【2006年 第2回】費用 今の教育費水準で考えてはダメ!    教育

平田 浩章(ヒラタ ヒロアキ)

子育て中のパパとママ、そしてこれから子育てに取り組む予定の皆さんにとって気になるのはやっぱり教育費ですね。

幼稚園から大学を卒業するまでの教育費をデータで見てみると、オール公立で755万円、オール私立で1,390万円が平均的な金額となります。
この金額には学校給食費や学校外活動費として塾やスポーツなどに関わる費用を含みますが、家庭生活における食費や被服、旅行、おこづかいなどの養育費は含まれません。[資料:文部科学省 平成14年度「子どもの学習費調査」等より]

教育費をどう確保していくか?

子どもが3人だったらオール公立でも755万円×3人で2,265万円、プラス養育に関わるお金を考えると思わず「う~ん・・・」と、うなってしまいますね。

他の家計収支項目と違って金額を調整したり抑制することが難しい部分ですから、どのようにこれらの教育にかかる費用を確保していくかということが悩みの種になってきます。

気をつけなければならないのは、この教育費の金額はあくまで今現在の水準のものということです。
授業料は過去25年間で小学校から大学までそれぞれ約3倍に値上がりしています。
例えば大学の年間平均授業料が1980年では18万円だったのが2005年には54万円になっています。1990年からの15年間では約1.5倍です。

教育費はもっと上がる?

子どもが現在3歳で少子化のペースがこれまでのままだったら、15年後の大学入学や授業料にかかる費用が、現在の公立大学の水準である約250万円~300万円の1.5倍となる約375~450万円を準備したいところです。
現実的には少子化はこれまで以上に早いペースで進んでいますから子ども一人当たりの教育費はもっと上がる可能性も強いと考えられます。

教育費を準備しつつ、同時に日々の生活をやりくりしながら住宅購入資金とセカンドライフ資金そして我が家の夢を叶えていくお金の準備もしていかなければなりません。

上手に家計のマネーバランスをとっていくためにも、中長期的な家計の設計図とそれに関わる収支計画、つまりライフプランとマネープランは必須のアイテムになってきますね。

【2006年01月18日】
  • コメント: 0

関連記事

  1. 受験シーズンに思う【2012年 第2回】

  2. 岡本英夫のFPウオッチャーだより 第17回 FPの相談業務を鍛えた団塊の世代 ~次は団塊ジュニアにどう対応するか 【2023年8月】

  3. 投資信託の基礎7 ~目論見書(もくろみしょ)について~ 【2015年 第9回】

  4. みずほ銀行おかねアカデミー お金の豆知識・テクニックを知る(貯蓄術) (2021年12月~ 不定期連載)

  5. 万一に備えて知っておきたい 障害年金 【2016年 第4回】

  6. 起業~ 起業の事前準備「パーソナルブランディング」はできている?~【2005年 第3回】

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。