幹事がつくる二次会のトレンド【2006年 第4回】

【2006年  第4回】幹事がつくる二次会のトレンド  結婚

瀬戸家(旧姓千葉) みのり ⇒プロフィール

 

二次会の会場選びに幹事は悩む

新郎新婦の緊張もほどよく解け、アットホームなムードに包まれる結婚式二次会。
友人・知人が中心となって会費制で行うのが一般的ですが、この幹事がなかなか大変!
なかでもその実力!?を問われる会場選びは、幹事さんが最も頭を悩ませる問題の一つのようです。
全国的なデータを見てみると、二次会の会費は男性5000~6000円、女性は4000~5000円が主流。
挙式や披露宴を行なったホテルが会場の場合、やや高めの会費になる傾向があるようです。

オリジナルの二次会プランがあるレストランも

最近ではレストランを貸し切ってのスタイルも多く、お店オリジナルの二次会プランを設定するお店も増えてきました。
手作りウエディングケーキの製作やバンドの生演奏、花束・ゲームグッズの用意、カメラマンの手配、ビデオ上映の準備、
なかには結婚指輪のオーダーまでできるところもあり、自分らしさを求める20代後半から30代の層に人気があります。
飲食店情報を扱うフリーペーパーの担当者によると、ここ数年、二次会・パーティープランの特集はクライアントからの要望がかなり強いそう。
2時間飲み放題付き一人4000~5000円の料金設定で、人数は40~50人がボリュームゾーン。
単価が高い上、その後のリピートを考えても、手間はかかっても『オリジナルのより印象的なサービスをしたい』と考えている飲食店が多いようです。
実際に幹事さんは打ち合わせでお店に何度か足を運ぶケースが多く、それが縁で常連客になるケースもあるとか。
飲食店において二次会は、お店とお客さんをつなぐ有効な戦略の一つになっているんですね。
会場選びからはじまり、予算組み、進行・プログラム、招待状の作成、新郎新婦のメンタル面のケア…。
新郎新婦の代わりになってお金の管理まで行なう幹事さんの心労、労力は計り知れません。
それ故に「安請け合いは厳禁!」と言われるのも当然かと…。
とはいえ、やり方によっては役得があるのも事実。友だちのための奉仕!?ともいえる二次会幹事、頼まれたら気持ちよく快諾したいものです。

【2006年6月5日】

  • コメント: 0

関連記事

  1. 教育費増に備えるには? 生命保険の管理方法は?【2009年 第 7 回】

  2. ヤマカゲからのラジオこぼれ話 その8【2013年 第8回】

  3. 感想 問題8 欧州中央銀行(ECB)の金融政策【2018年 問題8】

  4. 金のなる木では生きぬ、汗をやらねば枯れていく【2013年 第12回】

  5. 『世界一わかりやすい 図解 株・証券用語』出版のお知らせ 【マイアドバイザー®/提携CFP® 石原敬子さん】

  6. 賃貸住宅 退去時のお金のトラブル【2010年 第 11 回】

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。