歯医者さんをどう選ぶ?【2009年 第 3 回】

【 2009年 第 3 回 】歯医者さんをどう選ぶ? 歯を大切にする

福島 久美子(フクシマ クミコ)⇒プロフィール

探し方

良い歯医者さんを探すには、家族や知人に聞く、インターネットで検索する、お住まいやお勤め先の近くの医院をあたってみるなどの方法がありますが、気になるのはやはり評判だと思います。

評判を知る上でネットのクチコミサイトは便利ですが、頼りすぎるのは考えもの。誰が書きこみしているかわからないバーチャルな世界なので、ネット上で絶賛されていても実際に行ってみたらとんでもない目に遭ってしまった、という話もあるからです。

同じ理由で、各医院のホームページも、治療方針や院内の様子などを知る上では利用する価値ありですが、実際の治療内容が優れているかまではわかりません。ネットの情報はうのみにせず、ほんの参考程度にとどめておくのが良いかもしれません。

結局、最終的には自分の目と感覚で決めるのが一番だと思います。できれば2箇所ほど行ってみて比較すると良いですが、多くの場合、電話の対応が良ければ大きなハズレはないと思ってよいでしょう。

歯医者さんの見極め方

良さそうな歯医者さんの見当をつけたら、実際に行ってみます。良し悪しを判断する上でハズせない見極めポイントを挙げてみます:

★行くならこんな歯医者さん

・ きちんと話を聞いてくれ、説明が丁寧。治療方針、料金、治療回数を明確に示してくれる。カウンセリングのための時間を別に設けている。
・ 儲からないと言われている予防治療(ブラッシングや検査)にあえて力を入れるなど、患者の「歯を守る」姿勢がうかがえる
・ 開業年数が長く治療経験が豊富で、地元で定評がある。
・ 最新の設備を整えている
・ 院内が清潔。器具を患者の目の前で滅菌袋から取り出す、手袋をその都度変えるなど衛生面への気配りができている
・ 先生やスタッフの感じがよく質問しやすい雰囲気がある
・ 先生を人間として信頼できる

良い歯医者さんの欠点を敢えて挙げるとすれば、「人気ゆえに予約がとりづらい」ことでしょうか。

★ 要注意の歯医者さん

・ 説明もそこそこに、いきなり削ったり抜歯する
・ 自信はあるが、技術がない(詰め物が合わない、治療後すぐに痛み出す)
・ 高額な治療を勧めるが、見積もりを出してくれない。患者のほうから聞いて初めて安い治療法の存在を明かす
・ 素手で治療したり、口をゆすぐ洗面台が前の患者の使用で汚れたままなど、衛生管理がずさん
・ スタッフがコロコロ変わる
・ 限度以上に予約を受けすぎるため、予約しても長時間待たされる。医師が疲れた様子で対応しており、一人ひとりの治療が雑で短い

もしもこんな歯医者さんだったら・・・、迷わず別のところに行ってみましょう。

賢い患者になろう

医療技術の進歩で治療の選択肢が増える中、患者側も治療法や費用について勉強し、知識を高めて医師と対等に話せることが求められるようになってきています。

主治医だけでなく、セカンドオピニオン制度を取り入れている別の歯医者さんに相談してみるのもおすすめです。健康保険の対象外なので、5千円~数万円程度の費用がかかることもありますが、歯を抜かなくても良いとわかったり、別のよりよい治療法が見つかるかもしれません。無駄な治療や出費がなくなれば結果的におトクになることもあるでしょう。

歯は一度削ったり抜いてしまったら取り返しがつかないもの。しっかり調べ、話を聞き、十分納得した上で、自分に合った歯医者さんと治療法を選びたいものですね。

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