感想 問題2 経済成長率の算式【2018年 問題2】

【感想 問題2 経済成長率の算式】2018年第1回 CFP試験(金融)

樗木 裕伸(オオテキ ヒロノブ)

 

今日は、前回(2018年第1回)の問題2の感想です。

 

 

 

 

 

このコラムは、株式会社優益FPオフィスのFacebookページで掲載されたコメントを転記しています。

2018年第2回 金融資産運用設計のCFP試験対策講座の講師を担当する 樗木裕伸(おおてきひろのぶ)です。

今日は、前回(2018年第1回)の問題2の感想です。

名目GDPと実質GDP、経済成長率の算式が出題されました。

GDPは、経済指標としてかなりの確率で出題される頻出項目です。
過去には、三面等価の考え方とともにGDPの算式の正否を問う問題やSNAの変更点(93SNAから2008SNA)なども出題されています。

今回は、1.名目GDPと実質GDPとGDPデフレーターの関係式、2.3.名目・実質経済成長率の算式、4.四半期のGDP成長率の年率換算値でした。

正解は、3.の実質経済成長率でしたので、前期に対して、前期から当期にかけてどれだけ増えたかという変化量で表されるということがわかっていれば、正答肢を選ぶのは難しくなかったと思われます。

今後学習する方が、気を付けておきたいのは、4.で出題された四半期のGDP成長率の年率換算値です。

いわゆる複利計算の考え方です。債券の利回り計算やデュレーションなどファイナンスでおなじみの考え方ですが、異なる分野で出題されても対応できるようにしっかり理解しておきたいものです。

FP関連講座のご案内にて、講座をご紹介しています。
よろしければ、是非!

以上、次回に続く!

※このコラムは、2018年9月1日を基準に執筆されています。
2018© 株式会社優益FPオフィス

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