見直そう!我が家の通信費 携帯電話の 5W1H【2014年 第1回】

【2014年 第1回】 見直そう!我が家の通信費 携帯電話の5W1H - 家計の負担、通信費の削減

弓削田 直美(ユゲタ ナオミ)プロフィール

ここ15年ぐらいの間で、家庭での通信費の家計に占める割合は急上昇しています。特に携帯電話の請求額は、ため息が出るほど。
今回は、携帯電話の通信費を削減するために、まずは使い方の見直しから始めましょう。
 

 

 

 

 

通信費の変化

平成に元号が変わった頃までは、家庭での通信費といえば主流は固定電話でした。家族の人数にかかわらず、家族皆で1台の固定電話を使って全てまかなっていました。
平成6年頃から、一般に携帯電話が普及し始めました。その拡大のスピードは速く、あっという間に拡がり、今では携帯電話・PHS契約数が累計で1億3650万を超え(電気通信事業者協会「携帯電話・PHS契約数」2013年12月現在による)国民全員が1台以上持っているという時代になりました。最近では、子供も含めて4人家族で4台の携帯電話があるというのは、一般的になりつつあります。

 

 

 

 

 

下記の【図1】のグラフは、昭和60年から平成24年までの28年間の電話通信料の推移を表したものです。

  

 

 

 

 

 

平成6年に携帯電話がレンタル制から売り切り制になると、携帯電話の契約数が増加したことから、平成7年以降電話通信料が増加傾向になりました。
図表を見ると、平成12年総務省が個別に集計を開始して以来、固定電話通信料は減少傾向にありますが、移動電話通信料(携帯電話・PHS等)が爆発的に増加傾向にあることがわかります。

金額でみると、昭和60年から平成7年までの10年間は5,000円前後でしたが、現在では当時の2倍以上に増加しています。約30年前と比較すると、電話料金は2倍以上に跳ね上がっているのがわかります。携帯電話の支出を削減することが、家計全体にも影響すると言えます。

ひとえに携帯電話の通信費を削減しようと言っても、携帯電話の通信費を見直す方法は、人それぞれ違ってきます。なぜならば、スマートフォンかフィーチャーフォン(ガラケーとよく言われます)を使っているか、電話をよくかけるか、メール・インターネットをどのくらい使うか等で、人それぞれで違ってくるからです。加えて、一人一人の使用状況はもちろんですが、家族構成、友人関係、仕事など、いろいろな人間関係なども影響してきます。

携帯電話の通信費を見直すには

人によって使い方が様々な携帯電話の通信費を見直す視点として、自身そして家族の携帯電話の使い方を5W1Hで再確認してみましょう。

When
いつ通信費を見直すか?
①まさに「今でしょ!」です。
一度、明細書を家族全員で確認しましょう。

②2年ごとにくる更新月は、契約見直しのタイミングになります。
この更新月のタイミングは重要です。詳しくはこの後のコラムでみていきます。

③周囲の環境の変化のタイミングです。
例えば、家族の携帯電話が1台追加された時、離れた両親が携帯電話を持った時、仕事を始めた時、友人にスマートフォンユーザが増え連絡ツールが変わった時、等です。

What
まず現状で、何にコストがかかっているかを把握しましょう。
①電話代
特にスマートフォンの場合は、フィーチャーホンに比べて、通話代が基本30秒=21円と大変高い設定となっています。
通話をよくする方は、何か対策が必要です。

②パケット代(メールを含む)
インターネットで検索だけではなく、ダウンロードや動画再生、音楽を聴くなど、特にスマートフォンで機能が充実しつながる速度もパワーアップしました。タブレットと2台持ちでの利用も増えています。

③オプション機能
気付かないうちに有料で入っているオプション機能もあるので、これを機会に見直してみましょう。
特に、新規契約時は元々付いているオプション機能があり、契約後指定期間内に解約しなければ、使っていないにも関わらず、料金が発生することがあります。

Who
携帯電話料金を見直す時は、
①まず個人の使い方。
②家族の通話料を全員で全体で考えます。
③離れて住むご両親や、独り暮らしの子供達も考慮します。

Whom
携帯電話でつながる相手は、家族以外では誰かを考えましょう。
①仕事関係 ②ボランティア活動 ③友人 ④サークル など、自然と使い方がみえてきます。

Why
なぜ携帯電話が必要なのか、もう一度見直しましょう。
特に、小学生・中学生のお子さんに持たせる場合は、「みんなが持っているから」「欲しがっているから」ではなく、セキュリティなども含めて、持つことで発生するリスクも説明して子供と一緒に考えましょう。

How Much
コストの無駄を省き、使いすぎを防ぐと、どのくらい通信費削減になるかをシミュレーションします。家族で目標を設定するのもいいでしょう。
過去の三か月のデータから、キャリア(携帯電話会社)が相談にのってくれますので、利用しましょう。

必要な機能を利用しながらも、5W1Hで携帯電話の使い方を再確認してみましょう。自分にまた家族のコストの無駄や使い過ぎがみつかると思います。ささやかな工夫や、使い方を少し気を付けるだけで、通信費を削減できることもあります。

次回からは具体的な通信費削減術をご紹介いたします。

                   

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