ウチスタイルを作ろう【2011年 第12回】

【2011年 第12回】 ウチスタイルを作ろう 家計管理(子育て世代)

中村 真佐子⇒ プロフィール

1年間子育て世代の家計管理について見てきました。
今回は最終回。毎月、家計に関する個々の項目別に見てきましたが、最終回は、全体のまとめとして「ウチスタイル」の提案です。

 

 

 

子育て世代の貯めどきを逃すな!

ライフプランを長期的に考えると、この子育て世代の時期、特に子供が小学校までの子育て時期前半が「貯めどき」。
子供が中学に上がるころから食費、教育費が上昇し始めます。住宅購入が重なると住宅ローンの支払いが加わります。こうなると、収入が増えない昨今、「貯金」は難しくなってきます。家計をコントロールできなくなると、赤字となり、ママがパートに出て補う自転車操業が始まるのです。

小学校卒業までの子供に手がかかるがお金は余りかからない時期、子育て時期前半にいかに堅実な家計を築くかどうかが、後々の教育資金準備や老後資金準備に大きく影響してきます。

一方で「貯金ができない」との悩みが多く聞かれます。
お金の自由がきく子育て時期前半は、無防備にお金を使ってしまうことが少なくありません。これが家計悪化、貯金なしの結果をもたらします。

子育て世代は、周りが気になるもの。
子育て世代は、子供を通じてママとのかかわりが大きい時期。
子供が幼い程その関係は濃く、子供の成長とともに薄くなっていきます。

「貯めどき」の子育て期前半はママ友達との関係が濃い時期。少なからず他人の家庭の様子がわかり、「同じでないと不安」という現象に陥りがちです。
これが家計の無駄、更には悪化を引き起こす原因となります。

例えば、子供のゲーム。友達の同じものを子供にせがまれて買ってしまう…
女の子であれば、洋服のかわいさを競い合う…など子供に関すること。
ママ達も、趣味や習い事を一緒に始めたり、ランチのお付き合いなど。

他にも持ち物や、見ているTVなど妙に気になったり、意識したりしていませんか?
周りの影響を受けがちなこの世代。不安を補うために無駄なお金を使ってしまっていませんか?

ウチスタイルを確立しよう

 周りに惑わされない我が家流のお金の使い方、家計の「ウチスタイル」を作ってみませんか?
どこに必要なお金をかけるかは、家庭によって違います。

旅行が好きで、そこにはお金をかけたい。
洋服にはこだわりがある。
おいしい食べ物には目が無い
などなど…

必要な所にはお金をかけ、そうでないところは質素にする。
「ほしいもの」と「必要な物」の住み分けをしましょう。
好きな物、こだわっているものに対しては「ほしいもの」としてお金を使い、それ以外のものには、「必要な物」にしかお金を使わない。

他人に合わせるためのものは「必要な物」ではありませんね。
使うところと節約する所にメリハリをつけましょう。

ウチスタイルを確立して、ブレないお金の使い方をしてみましょう。無駄がなくなり、ストレスのないお金の使い方ができるでしょう。

今後は・・・

子育て世代は、子育てに追われてなかなか将来の事まで考えることが難しいです。
収入が増えない、景気もなかなか良くならない、税金や社会保障費があがることも予想されます。

これからの家計管理は、目先の事よりも老後まで見据えたトータルなライフプランに基づくお金の使い方、貯め方が必要な時代です。
考える必要があると感じながらも、なかなかできない時、身近にいるFPに相談してみてはいかがでしょう。
老後までのお金の安心を得るためにはどうしたらよいかを提案してくれるのがFPです。是非活用してください。

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