フランスの世界遺産【2010年 第 2 回】

【 2010年 第 2 回 】フランスの世界遺産 フランス気分

横川 由里(ヨコカワ ユリ)プロフィール

 

 

 

 

 

 

 

並べてみると、中国をぬかして1箇所にかたまっています。ローマ帝国時代からの遺跡がたくさんあるのでしょう。もちろん南フランスにある世界遺産は、この時代の遺跡が多いのです。中国だって大帝国でした。

フランスには、ベルサイユ宮殿やモン‐サン‐ミッシェルなどの有名どころから、意外なこところではパリにあるセーヌ河岸も世界遺産に登録されています。
では、フランスにおける世界遺産の紹介をしていきましょう。

パリ市のセーヌ河岸

パリの真ん中を東西に流れているセーヌ川。この川沿いは、有名な建物でいっぱいです。ルーブル、オルセー、オランジュリーなどの美術館をはじめ、エッフェル塔、ノートルダム寺院、シャイヨー宮などがあり、とても美しいのです。

橋だって素敵です。特にアレクサンドル3世橋のゴージャスなことといったら!
昼間だけではなく夜はライトアップされ、幻想的な気分が味わえるので、セーヌ川のディナークルーズもお薦めです。

夏には、セーヌ河岸の道を交通止めにして、砂が敷き詰められ、パラソル、デッキチェアまで運びこみ即席ビーチに大変身します。

ベルサイユ宮殿

ご存じマリー・アントワネットとルイ16世が住んでいた贅の限りを尽くした宮殿。鏡の間では毎日のように舞踏会が開かれていたのね!
ベルサイユのばらを愛読していたので、あこがれの宮殿でした。

ここは、パリから20キロのところにあります。日本のゼロポイントは日本橋。フランスはパリのノートルダム寺院の前に星型の印があり、そこがゼロポイントになっています。
しかし、残念ながらパリのノートルダム寺院は世界遺産にはなっていません。ノートルダムとは、日本語で“私たちの女性”、つまり聖母マリアのことをいいます。

モン‐サン‐ミッシェル

海岸線から1キロほど沖に突き出た岩山のてっぺんにある修道院で有名な巡礼地です。ちょうど、九州の桜島のような感じを思い浮かべてくださいませ。
現在は堤防によって潮の満ち引きに関係なく陸地につながっていますが、かつては、満潮になると島への道が消えてしまい、波にのまれた巡礼者も数多くいたそうです。

しかし、近年はその堤防のせいで砂が積もってしまい、昔のように海水ですべてを囲まれるという幻想的なことは稀となってしまいました。そこで、この砂を取り除く環境の整備を行っています。

アヴィニョン歴史地区:法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋

“橋の~上で~、踊ろよ、踊ろよ”の歌で有名なアヴィニョン橋。ローマ法王は、現在バチカンに住んでいますが、14世紀に70年間ほどアヴィニョンにありました。アヴィニョン橋の正式名は、サン・ベネゼ橋といいます。

片道12時間はつらいけど、シャルトルの大聖堂やボルドーワインで有名はサンテミリオン地方など、訪れてみたいところがたくさんあります。

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