寝る子は育つ。でも大人だって成長しなきゃね。【2009年 第4回】

【 2009年 第4回 】 寝る子は育つ。でも大人だって成長しなきゃね。 リタイア準備

 西谷 由美子プロフィール

私がまだFPとして駆け出しの頃でした。雲の上の先輩の勉強会に参加させて頂いた時の事。その先輩は、企業のリタイア準備のセミナーを担当されていまして、参加者の方々により具体的に考えていただこうと、リタイア後の一日の予定を予想して書き出してもらったそうです。

すると
・7時  起床、朝食 → 庭の手入れ

・12時  昼食 → 散歩 

・6時  夕食 → TV鑑賞 → 10時ごろ就寝

大体こんな日々にちょこちょこと趣味の習い事の外出が入るくらいで、なかなか空白が埋まらない・・・
その先輩はかなり辛口、というか毒舌でしたが、そうでなくてもツッコみどころ満載の予定だと思いませんか?

「毎日3時間も庭の手入れが必要?すっごい大庭園ですね。」

「午後いっぱい散歩って、隣の県まで歩くんですか?」

「リタイア準備は、大画面TVと通販のDVD100巻セットだけで大丈夫では?」

ということで、その先輩は、リタイア後に打ち込める趣味の重要さ、というものをセミナーで説く方向に、話を持っていったそうですが。

睡眠時間を計算

私はこの予定表を見たとき、つい計算してしまいました。
「朝の7時というのは、今までよりゆっくり起床できる時間のはず。それに夜は10時頃就寝。つまり一日の睡眠時間は9時間前後?」
今の私は5時間です。9時間前後では「おじいちゃんの睡眠時間」のイメージが。でも、将来ゆっくりできるなら、まず多く取りたいのは睡眠時間なんですよね。

 

 

 

 

総務省がH18に実施した社会生活基本調査によりますと、
「日本人の平均睡眠時間は7時間42分。男性は7時間49分、女性は7時間35分。年齢階層別に見ると45~49歳が7時間5分と最も短く、ついで40~44歳および50~54歳が7時間9分と短い。」

睡眠時間は減少

この調査は5年ごとに行われるのですが、H13年の調査に比べて総平均で3分ですが睡眠時間は減少。35歳以降の年齢階層は全て減少しているそうです。
確かに現代人は忙しい。それに、大リーグやらサッカーやら、地球の裏であるスポーツをリアルタイムで見たいという欲求を満たすためには、どうしても睡眠時間は短く、あるいは不規則になってしまいそう。

 

 

 

 

 

 

 

最適な睡眠時間は人によって千差万別でしょう。たとえば私は短期集中型ですが、妹はじっくり睡眠をとらないと日常生活に支障が出るタイプ、と血を分けた家族でもそれぞれ違いますね。

睡眠時間、健康な毎日のためにも考えてみては?

人生の1/3は布団の中で過ごす・・・という例えがあるように、リタイア後の生活計画を考えるとき、今までは「日陰者の存在」であった睡眠時間、健康な毎日を過ごすためにも、少し考えてみる必要があるのでは?

また、自分だけではなく、リタイア後を共に過ごすパートナーがどんなタイプかを知ることも大事だとは思いませんか?
冗談でよく言われる、「ウチの奥さん、オレが出勤する時は布団の中、帰宅した時も布団の中。」
でも、この調査ではそうではないみたいですね。グラフからもわかるように、「すべての年齢階層で男性が女性より長く、特に40歳以上80歳未満の年齢層では男性は女性より20分以上長くなっている。」

ところがこれは、実は低血圧で朝がツラい奥様の必死の頑張りの結果かも。リタイヤしたら、早朝の犬の散歩を2人一緒に甘い気分で・・・と誘ったら喧嘩が勃発しちゃったりして。
セカンドライフでは、そんなパートナーをいたわる事から、ますますハッピーな生活になる・・・事をお祈りいたします。

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