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 相談コラム 北海道・東北

執筆者: 恩田 雅之 氏
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第16回 増やす その2(リスクとリターンについて)
●相談者 Aさん(55歳) 男性/既婚 

●相談内容
 低い金利の預貯金とガソリンやコーヒーなど値上がりを考えると、今後の資産の目減りが心配です。現在は、全部の資産を預貯金に預けていますが、預貯金よりも高い利回りの運用をしようかと考えています。どんな運用商品がありますか。

恩田 雅之 氏
個人プロフィールページ

●回答
 Aさんのこれまで預貯金のみで資産形成されていますので、利回りのいい商品に投資する前の基礎知識として「リスクとリターン」について話しておきましょう。

 株式投資は、「ハイリスク・ハイリターン」、国債などの債券投資は「ローリスク・ローリターン」と言われています。「リスク=危険」、「リターン=儲け」と一般的に考えがちです。

しかし、資産運用の世界では「リスクとリターン」の意味が一般的に考えられているものと異なります。
資産運用の世界ではリターンには、「+(プラス)のリターン」と「−(マイナス)のリターン」があります。「+のリターン」は儲けになりますが、「−のリターン」は損失になります。リスクは、「+のリターン」と「−のリターン」のリターンの振れ幅になります。



 一般的に元本の動きが大きいものが「ハイリスク・ハイリターン」になり、小さいものが「ローリスク・ローリターン」になります。株式は、債券に比べて元本の動きが大きいので「ハイリスク・ハイリターン」の金融商品になります。債券は、定期的に支払われる利子が一定している安心感があり、株式よりも元本の動きが小さくなります。そのため、株式投資に比べ「ローリスク・ローリターン」の金融商品と言われます。

 それでは、リスクについてもう少し詳しく説明をしていきます。先程、「+のリターンと−のリターンの振れ幅がリスク」と話しました。元本を上下させる要因は、次のものがあります。

1.企業の業績や景気の変動によっておこるもの
2.金利が上がり下がりしておこるもの
3.為替の変動(円高、円安)によっておこるもの
4.売りたい時に売れない、買いたい時に変えない場合におこるもの
5.投資した会社の倒産や債券の利子の支払いや元本の償還が滞る場合におこるもの

上の5つが元本を上下させる大きな要因です。1,2,3が起こる頻度が高いリスクに
なります。4,5は起こる頻度は低いのですが、起こってしまうと変動幅が大ききなるリスクです。○○ショックなどといわれる時には、4や5のリスクで起ることが多いようです。

 以上、説明しましたように、預貯金よりも高い利回りを目指すには、元本の変動(リスク)を受け入れる必要があります。Aさんが望まれる利回りと、受け入れられる元本の変動幅(リスク)のバランスを考えて、慎重に運用商品を選びから始めましょう。

 また、Aさんは質問の中で、ガソリンなどモノの値段の値上がりによる預貯金の目減りを心配されていました。一般的にインフレに強い資産として「株式」があります。お持ちの資産の一部を株式で運用する「投資信託」や「ETF」などを活用することでインフレ対策をされてはいかがですか。 
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