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 相談コラム 北海道・東北

執筆者: 恩田 雅之 氏
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第1回 資産運用のポイント(1)


恩田 雅之 氏
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一番目の「価格変動リスク」とは、東証1部に上場している会社の株価が上がったり下がったりするリスクのことです。株価が変動する要因は3つあります。

1つ目の要因は、企業の業績が悪化することによって株価が下がる、また業績が好調で将来の収益に期待が持てるということで株価が上がるといった、企業の業績を反映した価格変動です。

2つ目は、金利の上昇により利子の負担が重くなり、企業利益を圧迫する「金利リスク」。
逆に金利が低くなった場合は、借換えより金利負担が軽くなることで費用が減り利益を増加させる要因になります。

3つ目は、円高、円安により海外での売り上げ、利益の増減をさせる「為替リスク」です。輸出企業では円高はマイナス要因、円安はプラス要因になります。逆に石油などを海外から輸入する企業では円高はプラス要因、円安はマイナス要因になります。

二番目の「信用リスク」とは、今まで安心していた状況が崩れてしまうことによって起こるリスクになります。「信用リスク」には「デフォルトリスク」と「カントリーリスク」の2つがあります。

投資していた会社が倒産して、持っていた株式の価値がゼロ、社債が額面の何割かしか戻ってこないというリスクが「デフォルト(倒産)リスク」です。

政情不安や経済の混乱により、その国で発行している国債など債券の利払いが決まった期日で行われないようなリスクを「カントリーリスク」と言います。

三番目の「流動性リスク」とは、投資している資産をすぐに現金化できない、逆に投資したい資産を買うことができないことも「流動性リスク」になります。
株取引での「ストップ安」、「ストップ高」の状態などが「流動性リスク」に当たります。

四番目の「インフレリスク」は、モノの値段が上がることにより相対的にお金の価値が下がることで起こります。金融商品で言いますと、固定金利で運用して預貯金や国債などの商品は、株式などに比べてインフレリスクに弱い金融商品と言われています。

以上の4つのリスクの特徴として、「ボディ・ブロー」のようにじわじわと効いてくるリスクと「カウンター・パンチ」のように一瞬で効いてしますリスクに分けられます。

ボディ・ブロー型のリスクに分類されるのが「価格変動リスク(金利リスク、為替変動リスク)」、「インフレリスク」であり、カウンター・パンチ型が「信用リスク」と「流動性リスク」になります。

4つのリスクどれについても、そのリスク要因を完全に取り除くことは不可能です。
しかし、リスク要因を理解し、債券、投資信託などの仕組みを知ることによりリスクを軽減させることは可能になります。
リスクの性格を知り、上手にリスクと付き合い、安定した資産運用をしていきましょう。

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