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 家計コラム 後悔しない住宅ローンの選び方と付き合い方

執筆者: 福田 英二 氏 北陸甲信越エリア登録
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第10回 後悔しない住宅ローンの選び方I―住宅ローン債務者とローンに向き合う心構え
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福田 英二 氏
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住宅ローン債務者になるということ

住宅ローン債務者になったといって基本的な心構えは、何ら特別なことをするわけではありません。普段からの日常生活においてごく常識的な行動、生活感の中から生まれてくるものです。住宅ローンを借りる際に契約書を交わします。締結後は、すべてこの契約書に基づいて貸出人(債権者)と借入人(債務者)との関係は処理されます。

契約に背くことがないよう、債務者は行動しなければなりません。ローンの返済にあたっては、契約で決められた月日に、決められた金額を、届け出た銀行から自動引き落としされて返済するという、至極当たり前のことを守る必要があります。

契約通りに返済すること、実はこれがなかなか難しいのです。計画通りに進まなくなる場合が結構出てくるのです。計画が狂ってきたら、早急に原因を突き詰めて、一刻も早く対策を練ることが重要です。少しくらいなら待ってくれるだろうと、勝手に考えるのは甘えです。

金融機関は、待ってはくれません(ローンを借り入れるまでは愛想よく応対してくれていた窓口の方でも、一旦ローンが実行されると債権者として立場から返済を求めてきます)。仮に返済ができずに待ってほしいと頼み込んでも、契約書に記載の通りに、スケジュールに沿って淡々と進んでいきます。まずこのことをしっかりと肝に銘じるべきです。

計画狂いの原因は自分自身への甘え?

住宅ローンを借り入れる際には、計画を十分に練ったはずです。行き詰まりの原因を追及していくと、自分自身に対する甘え(このくらいなら何とかなるだろうといった何気ないことの積み重ね)、将来見通しに対する見通しの甘さ(期待感だけが先行する楽観主義とでも言ったらよいでしょうか)、周囲の環境に対する見通しの甘さなどが、複層的になっていたことが分かります(行き詰まるまで追い込まれていない人でも、住宅ローンを借り入れた人の中には、少なからず心当たりがあることでしょう)。

これらは検討の際の心構えが十分ではなかったと言えます。もっと自分に厳しくあってもよかったのです。厳しくとは、計画を慎重に練るということにほかなりません。慎重にとは、住宅ローンのあらゆるリスクをあらかじめ想定して、シミュレーション(金額的なシミュレーションとともに、行動の起こし方もシミュレーションしておくことです)することです。これが不十分ですと、行き詰まった時に冷静な判断と行動ができなくなるのです。

ローンと向き合う基本は夫婦のコミュニケーション

改めて申すまでもなく、住宅ローンは通常30年近い付き合いです。その間には予期せぬ様々なことが起こります。それらを乗り越えてしっかりと返済を続けていくのは、実は大変な作業です。

世の中に住宅ローン難民、返済行き詰まり破綻者と言われる人々がいるのは、時折マスコミを通して知るところです。彼らはちょっとした心の緩み、甘え等が複層的に重なって、気がついたときには手遅れだったというのが実態ではなかろうかと思っています。そのボタンの掛け違いの始まりにあるのは、夫婦間のコミュニケーションではなかろうかと思うのです。

住宅ローンと向き合う心構えとして最も肝に銘じておく必要があるのが、この「夫婦間のコミュニケーション」ということです。住宅ローンの返済は、夫だけの頑張りだけで解決できる問題ではありません。妻の頑張りだけでももちろん解決しません。住宅ローン返済問題は、夫婦の共同作業です。

どんなに高給取りで申し込み時の借入比率や返済倍率が、基準を下回って余裕があるように見えた人でも、なぜか延滞を起こします。夫婦どちらかに秘密を抱え、その処理に家計が行き詰まるなど、結局は、夫婦間のコミュニケーションのなさに原因があったと言わざるをえません。夢のマイホームが悪夢のマイホームにならないよう、決して他人事と思うことなく、気を引き締めてローン返済を予定通り進めていってほしいものです。
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