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執筆者:
大山FP事務所 大山 潤 氏
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第1回
2009年のダウの犬達の顔ぶれ
大山 潤 氏
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CNBCで、2009 DOGS OF THE DOW(ダウの犬)がリストアップされました。
“ダウの犬”投資戦略とは、ダウ・ジョーンズ社が算出するアメリカの代表的株価指数であるダウ平均株価に採用される企業群から、配当利回りの高い企業トップ10を選び、年に一度そのポートフォリオを見直すという比較的ポピュラーな投資戦略です。
Seeking Alphaの記事によれば、1983年から2003年の間の”犬達”のパフォーマンスは年平均16.2%でした。ダウ平均株価の13.4%と比較して2.8%上回っています。ただし、ここ数年のパフォーマンスは振るわず、2008年の年間パフォーマンスは、ダウ平均株価の-34%に対して、”犬達”は-41%と7%下回っています。
以下の表は、それぞれ上が2009年版(2008年12月31日基準)、下が2008年版(2007年12月31日基準)のダウの犬達です。
比較すると、6社を残し、シティー(C)、ゼネラル・モータース(GM)、アルトリア(MO)、ホーム・デポ(HD)の4社が姿を消しています。特に昨今の厳しい経済状況の中で、シティーとGMがこのリストから消えた事は印象的です。
配当利回りは、簡単に書くと「配当÷株価」の関係にあります。配当利回りが高いということは、配当が高いあるいは割安であるというポジティブな面がある一方で、例えば企業の業績悪化を予想して株価が急落した結果というネガティブな面もあります。であれば、その後減配あるいは無配となる可能性も高いでしょう。
そもそも配当の実施や配当額は、企業の業績や資本政策によってケースバイケースでしょうから、「配当が多い=よい企業」という方程式だけを判断基準とすることには無理があります。
十分理解した上でリスクを取る場合を除き、こうした戦略を採用する場合でも、致命的な一撃を避けるためには、「どうして配当利回りが高いの?」という疑問を持つことを忘れないようにしたいものです。
CNBC:
http://www.cnbc.com/id/28448355
2008 Dogs of the Dow:
http://www.dogsofthedow.com/dogs2008.htm
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