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地域コラム 北海道・東北
執筆者:
大山FP事務所 大山 潤 氏
大山 潤 氏の『地域コラム』一覧
第12回
世界(経済)がこの世から消えてしまう訳ではない
大山 潤 氏
個人プロフィールページ
ニューヨーク大学スターン・ビジネススクール経済・国際ビジネス担当教授、そしてRGE Monitorのチェアマンを務める、ノリエル・ルービニ(Nouriel Roubini)氏のインタビュー記事、FTへの寄稿を紹介します。彼は、2006年の時点でいち早く金融危機を予想していたことで、Dr. Doom(検索すると”終末博士”や”悲観論の帝王”といった訳がなされています)というニックネームで有名です。
Doomなインタビュー
(※1)
からの抜粋です。
世界中の中央銀行は、さらに悪化する恐れのある厳しい景気後退に対処するために、最大限の努力をしている。世界的なデフレーションのリスクが各中央銀行の心配ごとだ。
ヨーロッパにおいて、ECB(欧州中央銀行)とBOE(イングランド中央銀行)は、予想以上のレベルで金利を切り下げた。その間、FED(米連邦準備理事会)とBOJ(日銀)は、経済に流動性を供給するための異例の行動をとっている。
両中央銀行は、公となっている政策(米:1.0%、日:0.3%)に関係なく、実質的にはゼロ金利の金融緩和政策をとっている。FEDは、非常に危険なデフレーションの罠を避けようとトライしている。ただ、彼らが成功するかどうかは判らないけど。
かなりDoomなFT.comへの寄稿
(※2)
からの抜粋です。
デフレーションは危険である。流動性の罠、デフレーションの罠そして負債デフレーションの罠へと導く。名目政策金利はゼロ以下に下げることができない。従って金融政策は効果がなくなる。我々はすに流動性の罠につかまっている。
FFレートはまだ1%だが、その効果はゼロに近い。FEDは流動性で金融システムを水浸しにし、2009年の早い段階にはFFレートは正式にゼロ%になるだろう。
デフレーションにおける価格の低下は、実質的な資本コストの上昇を意味する〜政策金利がゼロに近いのにもかかわらず〜消費と投資における貸出はさらに減少する。
この需要と価格の低下は悪循環へと導かれる:所得と雇用はカットされ、需要と価格はさらに低下する(デフレーションの罠):そして名目債務の実質価値は上昇(負債デフレーションの罠)は、負債者の問題をさらに厳しくし、貸出における企業と住宅取得者の破綻リスクが上昇する中で、金融機関の貸倒損失を悪化させる。
そんなDr. Doomの401(k)は100%株式だという噂がありますが?
(※3)
株式がさらに20%から30%下落するリスクがある。そして投資家には、リスク資産(コモディティを含む)への投資をしばらくの間避けるようアドバイスしている。その代わりに国債と中期の社債を奨めている。
しかし一方で、私はハルマゲドン・キャンプにいるわけじゃない。2009年にかけての厳しい景気後退を予想はしたが、大恐慌(1929年の大不況)の再来を予想したわけではない。
(たしかに彼はアクティブ投資家ではないし、相場の底が何処かといったことに言及したことはない。また彼は「10年から20年間での投資においては、株式は他のあらゆる資産を上回る。」と述べている。)
※1:(動画の音が出ます)
http://finance.yahoo.com/tech-ticker/article/138999/2009-Recession-Will-Be-Severe-%
27There-Is-a-Global-Deflationary-Risk%27-Roubini-Says?tickers=^dji,^gspc,TLT,UDN,UUP,GLD,SPY
※2:
http://www.ft.com/cms/s/0/0fe65a48-c0a9-11dd-b0a8-000077b07658.html
※3:(動画の音が出ます)
http://finance.yahoo.com/tech-ticker/article/140012/Dr.-Doom-Foresees-Much-More-Pain
-So-Why-Is-Roubini%27s-401(k)-All-in-Stocks?tickers=^dji,^ixic,^gspc,spy,dia,tlt
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