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 地域コラム 北海道・東北

執筆者: 大山FP事務所 大山 潤 氏
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第2回  ETF(指数連動型上場投資信託)に期待

大山 潤 氏
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昨年2007年は、ETFを用いた資産運用環境に、まだほんの少しですが変革がもたらされた年でした。

○2007年に上場されたETF
これまで日本株式に投資するETFのみが上場されていた国内証券取引所に、海外株式市場に投資可能な商品として、東京証券取引所に「KOSPI200(1313)」、大阪証券取引所には「上場上海株価指数連動型上場投資信託(1309)」が上場されました。またコモディティに投資する商品として、大阪証券取引所に「金価格連動型上場投資信託(1328)」が上場されました。

○海外株式市場に上場しているETFの取扱い拡充
国内証券会社を使って海外証券取引所に上場されているETFを売買可能な、海外ETFを取扱う国内証券会社の数、取扱う海外証券取引所の数、取扱うETFの数がハイペースで増加しました。

○今後のETFに関するニュース
2008年に入ってからも、国内証券取引所市場のETF商品ラインナップの充実を予想させる、以下のようなニュースが発表されています。

仏大手運用会社、アクサ・インベストメント・マネジャーズは月内にも、欧州市場で取引されている商品ETF(上場投資信託)の重複上場を東京証券取引所に申請する。(1/21:日本経済新聞)

東京証券取引所は29日、金や原油など商品(コモディティ)を裏づけとするETF(上場投資信託)の上場制度の整備に取り掛かり、今年3月めどの実施を目指すと発表した。(1/29:ロイター) 

米国の上場投資信託(ETF)運用大手パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメントが日本に進出する。年内をめどに米国など海外で上場する同社商品を日本の証券取引所にも上場することを狙う。日本の投資家向けの商品開発も検討する。(2/8:日本経済新聞)

○オーソドックスなカテゴリの商品ラインナップを期待
確かに海外株式ETF、コモディティEFTが上場されたのは、国内ETF環境にとって画期的な出来事です。ただ個人的には、伝統的なアセットクラスである米国などの先進国を投資対象としたETF、先進国あるいは世界全体をカバーするようなETFを、エマージングや金といったカテゴリよりも先に充実させて欲しいと考えています。

例えばTOK(MSCI KOKUSAI INDEX)などは、日本を除く先進国に幅広く投資できる商品として、日本に住むインデックス投資家にとって魅力的な商品ですが、現状は取り扱う国内証券会社を経由し上場先である米国株式市場で売買する必要があります。外国株式の売買の経験があればよいのですが、そうでない投資家にとっては少々ハードルを感じる行為かもしれません。

また先の話としては、「MSCI ALL COUNTRY WORLD INDEX(ACWI)」というETFの米国上場が予定されているそうです。この商品一つで、フロンティア市場を除く、先進国そしてエマージング市場全体のインデックスに投資可能な商品です。ぜひ日本の証券取引所に上場してもらいたい商品の一つです。


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