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2012年 第10回 携帯電話が手放せなくなった現代人
高橋 佳良子 

携帯電話サービスが開始されたのは1987年4月、当時初の携帯電話は巨大なうえに重さは900gもありました。25年経った現在はご存知の通り重さは100 g~200gと持ち運びも便利になり、携帯電話は家族で複数台の所有があたり前の世の中になってきました。
さらに、写真を撮ったり、音楽を聴いたり、友達同士でメールのやり取りをしたりと、機能も充実。また、パソコン並みに活用できるスマートフォンの登場で、日常生活でも手放すことのできないモノになりました。
しかし、その分いつどこでも携帯が手放せない携帯依存症の学生や若者も急増しているとか・・・
今回は、「電信電話記念日」にちなんで携帯電話を取り上げます。

■通信の役割や手段に変化が・・・

 

一家に一台は、当然のようにあった固定電話そのものがない世帯が出てきており、家庭での通信の役割や手段が少しずつ変化していることが伺えます。

下記のグラフは2012年5月に総務省が発表した「平成23年通信利用動向調査の結果」です。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/120530_1.pdf

 

これによると、固定電話やパソコンの保有状況が平成21年から減少。一方、スマートフォンを含む携帯電話・PHSは一昨年一時的に微減したものの、昨年からまた増加しています。このほか、目を引いたのがインターネットにつなげるテレビの普及率の増加です。

 

主要情報通信機器の世帯保有の状況

 

 

■家計費の中で通信費が存在感を増している

 

下表は、2011年(平成23年)の1世帯当たり1ヶ月間の平均支出(総世帯)です。

※資料は統計局ホームページ/家計消費状況調査 調査結果平成23年平均確報より

 

通信費の全国平均(総世帯)

月々1万円超というところでしょうか。

 

 

以下の表は、平成17年から平成23年の1世帯当たり1ヶ月間の平均支出の推移です。

 

1世帯当たり1ヶ月間の平均支出の推移

 

移動電話と固定電話の使用料はほとんど変わらないように見えますが、実は、世帯消費支出は収入・可処分所得の減少などの理由から微減を続けています。その結果、世帯消費支出に占める電話通信料の比率は微増傾向にあるといえます。 

※資料は統計局ホームページ/家計消費状況調査 調査結果平成23年平均確報より

 

 

世帯主の年齢階級別平均支出

 

年齢別でみていくと、50代前半の世代が最も移動電話と固定電話の通信料を支出していることがわかります。ただし、数字は使う人使わない人、過度に使う人も含めたあくまで統計上の単純平均であることをご了承ください。

 

 

■今後

 

今後も、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどの通信機器が日常生活に欠かせないインフラになることは間違いありません。

万一の非常時にも、情報収集や安否確認の手段として必要不可欠でしょう。さらに、高齢者向けのサービスの充実も期待されるところです。

 

一方、携帯電話依存症、迷惑メール、いじめ、犯罪に利用されることもしばしばあります。

こうなると、若い世代から高齢者までが安心して利用出来るシステムや分かりやすい料金体系が不可欠となります。

 

世界を見ても通信費が高額な日本。

今後は、節約しながらも上手に使いこなしたい携帯電話&スマートフォンです。

また、学生たちにも携帯を禁止するだけでなく、上手に活用あるための教育をそろそろ始めにければならない時期に来ていると思います。

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