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エリア別コラム - 地域:東海甲信越

2012年 第7回 夏のボーナス:静岡県の場合は?
松山 智彦 

地域コラムの東海甲信越を担当します松山智彦です。私のコラムでは静岡県を中心にご案内をいたします。7月のテーマは「ボーナス」。

ボーナスは年何回ありますか?「普通は夏と冬の2回だけだろ?」「私の会社は春、夏、冬の3回」「私のところは、季節ごとの年4回」「ボーナス?給料以外に貰えるものがあるのか?」。実は企業によってボーナスの支給ルールは違うようです。

一般的には、夏と冬の年2回の支給がほとんどですが、3回以上の企業の殆どは、3回目以降の部分は企業業績に連動して支給されます。また、3回目以降を支給を一定役職以上に限定している企業もあります。

 

○  統計データより

静岡県の調査によると、県内一般企業(186労働組合の回答)の今夏のボーナス支給額(妥結額)は672,143円(給与2.28カ月分)で、前年夏を5,525円(同0.04カ月分)下回りました。前年を下回ったのは3年ぶりとの事です。

 

製造業が697,346円(同2.34月分)と平均を上回る業種があれば、運輸・郵便業は334,428円(同1.38カ月分)と平均を大きく下回る業種もあり、業種間での格差が広がっています。

 

一方、静岡県職員のボーナス支給額の平均は、72.9万円(同1.90ヶ月分)でした。民間と比較すると金額ベースでは5万円ほど高いが、給与月数だと0.3ヶ月分低いので、給与そのものが高いのかもしれません。

 

 ちなみに昨年冬のアンケートで、夏のボーナスの見込みはと聞いたところ。

  今年並み  35%
  少し減る  22%
  大幅に減る 11%

という結果でした。

たしかに今年並みかやや減少したって所でしょうか?

 

○ボーナスの使い道は?

  

去年の冬の調査では、県内のボーナスの使い道は、1位貯蓄(43%)、2位生活費の補填(31%)、3位旅行(11%)、4位耐久消費財の購入(10%)、5位住宅ローン返済(9%)でした。貯蓄と生活費の補填の割合が年々増える傾向にあり、消費税増税に関連した調査でも、これからのボーナスの使い道に貯蓄を増やして生活防衛する傾向が強くなっている結果が出ていました。

 

でも、あくまで“使い道“にこだわって、4位にランクインした耐久消費財に絞ってみました。

これによると1位パソコン、2位スマートフォン、3位デシカメ、4位薄型TVという結果でした。デジカメがランクアップしたけれど、薄型TVは需要がいきわたったのか?ランクダウンしていました。(MM総研調べ)

デジカメのランクアップの原因のひとつに国内旅行の需要が高まっていることが挙げられています。

 

○ おまけ:健康立県静岡、「健康寿命」が男性2位、女性1位

6月1日、厚生労働省から“健康寿命調査”が発表された。都道府県別にみると静岡県は男性2位、女性1位でした。

 

以前、このコラムでも取り上げたことがありますが、静岡県の日本一のひとつにシルバー人材センター設置率日本一で、高齢者の社会参加を、県を挙げて促している事も効果のひとつなのかもしれません。

 

また、『高齢者コホート』と銘打った大規模な生活実態調査で30~40項目にわたる聞き取り調査を行ない、その人たちがどんな病気で亡くなったのか、何年後に介護状態になったのかなどを追跡調査しています。

 

 「この調査から、運動、栄養、休養、社会活動が健康長寿の柱になるということがわかったのです。『週5日以上歩く』『十分な睡眠をとっている』『町内の作業やボランティア活動に週2回以上取り組む』などの、要素を満たした人は、寝たきりなどにならず、生活の質が高いまま長く健康でいられる傾向があると分析されてきています。」(静岡県立大学学長木苗直秀氏)

 

栄養という意味では、静岡県ならではのものがあります。

それは「お茶」です。

 

「動脈硬化や糖尿病の予防になることや、緑茶に含まれるカテキンという成分が悪玉コレステロールを減少させることなど、お茶の健康効果についてはさまざまな研究報告があります。静岡県はお茶の産地で、県民が全国平均の2倍のお茶を飲んでいるというデータもあるほどですから、今回の健康寿命にも関係しているでしょう」(静岡県掛川市立総合病院消化器内科の鮫島庸一医師。『掛川スタディ』という緑茶研究の第一人者。)

 

つまり、静岡の名産のひとつである、お茶の効果が健康長寿の原因のひとつといえるでしょう。

 

 

■「健康寿命」ランキング上位5県(カッコ内は平均寿命)

●男性

【1位】愛知県:71.74歳(79.05歳)

【2位】静岡県:71.68歳(79.35歳)

【3位】千葉県:71.62歳(78.95歳)

【4位】茨城県:71.32歳(78.35歳)

【5位】山梨県:71.20歳(78.89歳)

 

●女性

【1位】静岡県:75.32歳(86.06歳)

【2位】群馬県:75.27歳(85.47歳)

【3位】愛知県:74.93歳(85.40歳)

【4位】沖縄県:74.86歳(86.88歳)

【4位】栃木県:74.86歳(85.03歳)

 

データ出所:静岡県統計局 

厚生労働省科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」

参考文献:週間ポスト、産経新聞静岡版、アットエス、静岡新聞

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