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エリア別コラム - 地域:東京

2012年 第6回 現代結婚事情~トレンドは「晩婚化」・「未婚化」~
岡本 典子 

「ジューンブライド」・・・6月の花嫁は幸せになれる!という西洋の言い伝えです。6月のヨーロッパは天候が良く、結婚式に最適な時期であることから由来しています。日本でも縁起を担いで「ジューンブライドをめざそう!」という声を聞きますが、日本の6月は梅雨時期。参列者の足元などを考えると、決して結婚式にベストシーズンとはいえません。実際1~12月の月別挙式数でも9位のランク。結婚式に人気の季節は春(3~5月)と秋(10~12月)です。今回は東京エリアを意識しつつ、結婚適齢期、結婚費用、特徴あるオシャレな結婚式をご紹介していきます。

 

平均初婚年齢は、男性:30.5歳、女性:28.8歳  東京は「晩婚化」全国1位!

 

平成22年度厚生労働省人口動態調査によると、日本人の平均初婚年齢は男性30.5歳、女性28.8歳で、女性の高学歴化や社会進出、不況による男性の収入不安定化などの理由から、初婚年齢が上がり「晩婚化」が進んでいます。平成5年の平均初婚年齢は男性28.4歳、女性26.1歳、昭和45年では男性26.9歳、女性24.2歳でしたので、40年間で男性3.6年、女性4.5年遅くなっていることがわかります。

 

都道府県別では、東京都は従来から平均初婚年齢が高く、男性31.8歳、女性29.9歳と、晩婚化全国1位です。

 

 

男性20.1%、女性10.6%は、生涯独身!


2010年(平成22年)国勢調査の数字を基に「未婚化」を見ていきます。

男性は、30~34歳未婚率48.8%、35~39歳未婚率37.1%、

女性は、30~34歳未婚率35.7%、35~39歳未婚率24.4%です。

未婚率とは、その年齢において一度も結婚をしたことのない人の割合です。

 

また、50歳時点での未婚率を「生涯未婚率」といいます。

1980年(昭和55年)の生涯未婚率は男性2.6%、女性4.5%でした。それが30年後の2010年(平成22年)は男性20.1%と約8倍に、女性10.6%と2倍以上に上昇。

男性は5人に1人、女性は10人に1人が生涯独身と、結婚しない人が増えてきています。

その社会的要因の第一位は、不景気の影響で男性の経済力が落ちていることです。

 

都道府県別生涯未婚率を見ると、東京都は女性1位、男性は沖縄県の21.2%に次ぐ2位と、男女とも独身者が多いエリアです。東京都の未婚率が高い理由は、結婚を急がない人、結婚より自由にくらしたい人、バリバリ仕事をしたい人が東京に集積し、その結果、一生独身でも他の土地よりくらしやすい環境となっていることが大きいといえます。

 

結婚は早い人は早く、遅い人は遅い、生涯独身を貫くなど、個人の価値観が大きく左右します。では、「結婚適齢期は?」…その問いかけには、結婚したくなった時が適齢期という答え方もあるでしょう。しかし、出産を望まれる場合は出産適齢期を考慮する必要があるので、逆算して結婚適齢期を算出するのがよいでしょう。

 

ちなみに、新婚カップルの年の差ですが、「ゼクシー結婚トレンド調査2011・首都圏版」によると、約半数が同年代カップル。同年齢が22.5%、夫が1歳上11.3%、夫が10歳以上年上は4.0%(内、妻が24歳以下では12.6%)でした。

 

 

結婚費用はいくら必要?

 

前述の「ゼクシー結婚調査2011」によれば、<結婚費用総額>(挙式・披露宴)は全国平均で約324.9万円。

首都圏に限れば約356.7万円。もう少し細かく見ると、

・300万円未満:30%

・300~450万円未満:43%

・450万円以上:27%

増減を繰り返しながら、ここ5年で約45万円増加。また、全国平均より約30万円ほど高くなっています。

 

<結納・婚約~新婚旅行>までの費用総計は、全国平均で約423.1万円、首都圏は436.5万円です。

<新生活準備費用>の平均は110万円。首都圏は、意外にも99.4万円と質素でした。

 

結納・婚約~新婚旅行までの費用総計で13万円ほど全国平均を上回っていますが、東京周辺の首都圏は結婚式場となるホテルなどの会場費だけでなく、物価も高いことから、結婚に特別にお金をかけるエリアではないことがわかります。

特に地価が高いため住居費が高いのは有名。賃貸するにもマイホームを購入するにも地方より数割高めで、当然住居は地価の安い地方よりは狭くなりがち。そのためもあってか、カップルの片方が結婚前から住んでいたマンション(決して広くはない)で、新婚生活の門出を迎えるケースもしばしば見られます。大きな嫁入り道具の購入は控えめに、これからの生活のために貯蓄しておきたいという堅実志向です。

 

よく話題に上がる女性が生涯生む子どもの数を表す「合計特殊出生率」ですが、全国平均は1.39人。都道府県別で断トツ1位は沖縄県の1.83人。最低は東京都で、これまた断トツに低い1.12人です。その要因は、これまで述べてきたように、東京は晩婚化、未婚化の最先端を走っている、住居が狭い、教育費が高い、自由に生きたい人が多いことなどが考えられます。

こんな結婚式もある・・・


恥ずかしながら私は数十年前に教会で式を挙げ、レストランで立食形式のパーティーを行いました。当時としては珍しい形式でした。

挙式も多様化の中、海外ウェディングは珍しくなく、驚くような挙式がありますので、ご紹介します。

 

・バンジージャンプ・ウェディング

・空中結婚式(スカイダイビング)

・空中結婚式(気球)…トルコのカッパドキアで乗りました!

・水中婚(スキューバーダイビング)

・富士山本宮浅間神社(頂上)での結婚式

・世界遺産ウェディング

・宇宙で結婚式?!…訓練が必要です

 

さまざまですね。

FPとしては、まずはライフプランを作成し、思い出に残るスタートを切っていただくことをお奨めします。

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