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2012年 第3回 3月は移動シーズン
高橋 佳良子 

3月といえば、卒業・退職・そして人事異動と地域をまたいで人の移動する時期です。

3月は移動シーズン

 特に、人事異動は転勤族の方にとってはご家族揃って心が落ち着かないシーズンでもあります。数週間前の内示に始まり、発表があればすぐに引越の手配と支度を開始します。そういう私も子どもの頃は転勤族で、父の転勤の発表とともに10日あまりで荷物を引越業者のトラックに詰め、気がつけば新しい父の勤務地で暮らしていました。転校は嫌いではありませんでしたが、2~3年毎に引っ越していたので、今となってはどこが母校といえる学校だったのか少し寂しい気持ちはあります。とはいえ、心機一転という言葉があるように引っ越しは大きな転機になります。

 

引越する人はどのくらいいるのか

平成23年は東日本大震災のあった特別な年でした。それも踏まえて、総務省が行っている「住民基本台帳人口移動報告」を見てみました。やはり、居住地を移動した人は例年に比べて多かったようです。

都道府県間移動者数は前年に比べて6127人(0.3%)の増加しており、平成7年以来16年ぶりの増加です。過去の推移をみてみると,平成3年から6年まで減少が続き、阪神・淡路大震災が発生した7年は一時的に増加したものの、8年以降15年連続の減少となっています。

 

年齢別を前年と比べると、0~4歳で8384人(5.6%)、40~44歳で6800人(4.7%)が特に増えていることから、子育て世代が家族で移動したということが推測できます。

特に、平成23年の岩手県、宮城県及び福島県の転出超過数の合計は、4万1226人となり、前年に比べて3万680人の増加です。転出超過数が4万人を上回るのは昭和45年以来41年ぶりだそうです。

 

※「住民基本台帳人口移動報告 平成23年結果」図1 移動者数の推移(昭和29年~平成23年)表3 都道府県別転入者数,転出者数及び転入・転出超過数(平成22年,平成23年)等を参照してください。

http://www.stat.go.jp/info/shinsai/pdf/1gaiyou.pdf

やはり、昨年は震災の影響と今後の防災意識から、より安全な場所へ、縁者を頼った移動があったことが伺えます。 

 

どこに住むか真剣に考える時 

昨年は、震災の影響で引っ越す人が例年に比べて増加しました。

しかし、そもそも最近は不況で、支店の閉鎖や縮小、コールセンター・総務関連機能の一本化など企業では経費削減があいついでいます。これに伴い、地方への転勤はあきらかに減少しています。

 

さらに、ネットの浸透で、住まいを会社の近くに持つ必要のない人も増えています。自宅で仕事をし、会議はスカイプを通して行えば、多くの職種で通勤をカットできます。

そうなると、勤務先を基準に考えた居住地選びから、ライフスタイルにあわせた居住地選びが可能になります。転勤でもなく、故郷でもなく、自分の住む地域を求めて移動する人々がこれからはどんどん増えてくると感じています。

 

そこで独断と偏見で・・・今後5年間はこうなる!!

2013年 防災を考えて居住地を選ぶ人が引き続き増える

2014年 勤務形態が変わり始めて、住まい選びに変化が起こる

2015年 ライフスタイルを考えた居住地選びを企業も推奨

2016年 自給自足ができる地域が人気に

  2017年 半農生活が人気になり、政府も過疎化対策に乗り出す

 

引越といえば業者選び 

 引越好きな私にとって、引越の見積もりは楽しいものです。

 最近では、ネットである程度業者を絞り込み、訪問見積もりを依頼します。見積もりの依頼先は、有名引越業者、安さ自慢の業者など特長があり、状況にあわせて3社位に依頼します。過去繁忙期に見積もりを取ったところ、同じ条件で倍以上の金額の差が出て、複数社の見積もりの必要性を実感しました。

 

 見積もりの際に、契約前に段ボールやノベルティーグッズなどをもらってしまうと断りにくくなるので成約するまでは待ちましょう。とにかく、見積もり料金とサービス内容を確認して、我が家にあったプランを見つけます。

 

料金プランは大きく分けて3つ。「お任せプラン」は、荷造り・梱包・荷解きまですべて業者にお任せです。「スタンダードプラン」は、大型の家具など以外は自分で荷造り・荷解きです。「エコノミープラン」は、車と運転手のみを依頼するのみです。

他にも、距離や荷物の量、特殊な作業がいるのか、平日か休日か、繁忙期かなどによっても料金が異なります。また、エアコンなどの取付けにも費用がかかるのでお忘れなく。

 

引越のモデル運賃や引越について知りたい方は、関東運輸局「引越のあれこれ」http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/kamotu/arekore/model.htmを参考にしてください。スタンダードプランで、単身(一階 1K~1DK)100㎞程度で、2屯車1台 運転手1名 作業補助1名  5万円~6万円くらい。 また、家族(一階 2DK~3DK)100㎞程度 4屯車1台 運転手1名 作業補助2~3名 10万円~12万円位です。

 

 

ちなみに、見積もり時には良好な関係をつくり、スマートな値引き交渉を行うこと、そして作業員の方への飲み物やお菓子の差し入れもお忘れなく。

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2018.07.15
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2018.07.01
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6月25日、マイアドバイザーは、開設以来の総PV(ページビュー)数が「3,500万PV」に達成しました。
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特に、ここ2018年上半期に関しては、大変多くのみなさんに見て頂いておりまして、月平均80万PV超になっております。
これもSEO対策などweb上での誘導施策を行わず、「顧客利益優先」原則に基づき、倫理面について問題ないと認定できる実務家FPが情報提供をさせていただだいている賜物だと感じております。
大変感謝しております。
今後も、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します。
マイアドバイザー運営者 株式会社優益FPオフィス 佐藤益弘
2018.06.01
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