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◆テーマ   〔新社会人〕  

  「学」と「楽」でバランス良く、キャリアアップを!

060331

新入社員に関することで、よく「七五三現象」という言葉が使われます。これは、入社して3年以内に辞める人が、中卒で7割、高卒で5割、大卒で3割の割合で発生する現象を言います。「会社に入ったばかりなのに、もう辞める話?」なんて思うかもしれませんが、意外と自分の周りで起こりうる話なのです。

せっかく苦労して入った会社だけど、何か自分の思い描いた会社のイメージと違うと感じ、安易に辞めてしまう人が多いようです。その後は、転職がうまく行かず、フリーターやアルバイターになってしまい、後悔する人も多いと聞きますので、転職は慎重に考える必要があります。

最近の新社会人は、一頃前に比べると、入った会社に長く勤めたいと思う「安定志向」が強くなっていると言われています。長く会社に勤めたいと思っていても、成果主義や実力主義が一般的になっている会社でやっていくためには、同期のライバルと差をつけなければなりません。そこで、資格取得を考える人も多いのではないでしょうか?

社会人になると「キャリアアップ」という言葉をよく耳にするようになると思いますが、このキャリアには、大きく2つの要素があると思います。一つは、自分の業務遂行の中から身につけた経験。もう一つは、専門的な知識です。専門的な知識があっても、経験が伴わなければそれはキャリアとして意味を持ちません。

ですから、1年目から3年目の間は、資格取得を検討する前にまず、自分の仕事の中から学ぶべきことを学び、経験をたくさん積むことを心掛けて欲しいものです。そして、経験を積む中で、もう少し専門的な知識を身に付けたいという思いが強くなった時に、資格取得や大学院進学などを検討してみるのも良いでしょう。単に資格を取得したい、箔(はく)を付けたいというだけでは、時間とお金がムダになります。

勤務者のスキルアップを国が援助する「教育訓練給付金制度」というものがあります。厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講し修了した場合、受講料の一部が支給されるという制度です。資格取得のための講座など数多くが教育訓練に指定されています。会社に勤めると雇用保険に入ることになりますが、雇用保険の加入期間が3年以上の場合、受講料の20%(上限10万円)、5年以上の場合は40%(上限20万円)がハローワークから支給されます。

この3年または5年ごとというのは、なかなか絶妙なタイミングで、3〜5年ごとに、自分のキャリアの棚卸(たなおろし)を行い、必要な専門知識を身につけるためにこの制度を利用するという方法が理想的です。

会社に勤めキャリアを積んでいくと、転職して更にキャリアアップを目指すか、あるいは会社内でスペシャリストとして上を目指すか、という大きく2つの方向があると思います。そこで、「目的別資格ランキング」ということで、「転職準備のための資格ランキング」と「企業内スペシャリスト系資格ランキング」というものをピックアップしてみました。参考にどうぞ。

◇目的別資格ランキング

転職準備のための資格ランキング

企業内スペシャリスト系資格ランキング

第1位 TOEIC
第2位 情報処理技術者
第3位 簿記検定
第4位 TOEFL
第5位 システムアドミニストレータ

第1位 中小企業診断士
第2位 ファイナンシャルプランナー
第3位 証券アナリスト
第4位 税理士
第5位 社会保険労務士

※「仕事の教室ビーカム・20041月号:リクルート発行」より引用
※「企業内スペシャリスト系資格ランキング」TAC調べ

今回は、「学」がテーマでしたが、「楽」(がく)を忘れてはなりません。決して「楽」(らく)ではありませんよ……。趣味や遊びを通して人生を楽しむことも大切です。人生を楽しむということは人間味豊かになることです。これは、今後、どんな場面で仕事をする場合でも一番大切な「キャリア」ではないかと思います。ぜひ、「学」と「楽」のバランスを取って、充実した人生を送っていただきたいと思います。


平野 泰嗣

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◆テーマ   〔新社会人〕  

  一人暮らし新社会人・男性は、オンライントレードを希望!?

060322

3月になると、アパートやマンションの前に大きな引越し屋さんのトラックをよく見かけます。4月から新社会人になる方の中にも、勤務先の都合や社会人になったのをきっかけに独立する人など、1人暮らしを始める人も多いのではないでしょうか?

1人暮らしを始めようとしている新社会人が、部屋探しをする際に重視するポイントについて、「不動産ポータルサイトHOME’S」の調査結果によると、男性・女性とも共通して、第1位が時間志向、第3位が設備充実志向。最寄り駅までの距離や勤務先までの通勤時間、部屋の設備関係が充実しているかなどは、男女共通の重点項目のようです。

男女で大きく異なるのは、男性の第4位にランクインしている生活エンジョイ志向が、女性では第7位になっている点、反面、女性の第2位にランクインしている生活安全志向が男性では第7位になっている点でしょう。男性の場合、高速インターネット回線やケーブルテレビが装備されているかなど、生活を楽しむことに重点を置いているのに対し、女性の場合は、2階以上のフロア、オートロック、室内洗濯機置場など、セキュリティに重点を置いていると言えます。

いずれにしても、比較的新しいマンションが希望の物件になると思いますが、初任給の中から希望の物件の住居費を支払うのは、相当生活を切り詰めなければならず、一人暮らしの新社会人のお財布事情は、相当厳しいものかもしれません。もしかしたら、「学生時代の方が自由に使えるお金も時間もあったので良かった」と感じるかもしれません。

■部屋探しをする際に重視するポイント

男 性

1位

時間志向

92.7

2位

経済性志向

76.5

3位

設備充実志向

69.1

4位

生活エンジョイ志向

67.7

5位

生活利便志向

64.7

女 性

1位

時間志向

97.0

2位

生活安全志向

86.9

3位

設備充実志向

83.4

4位

経済性志向

77.4

5位

生活利便志向

74.4

同じ調査の中で、「4月から新しく生活に取り入れたい、インターネットサービスは?」という質問項目があって、面白い調査結果が出ていますので紹介したいと思います。男性と女性で大きく異なる点は、「オンライントレードを始めたい」と答えた人の割合です。男性は、26.4%であるのに対し、女性は10.3%。他の回答項目ではそれほど男女差は出ないのに、オンライントレードで大きく差が出たのは面白いですね。ネットで株取引というと、やっぱり男性のイメージが強いのでしょうか?それとも、女性の方が堅実派なのでしょうか?

いずれにしても、若い時代は多少のリスクも取れますので、早い段階から正しい株式投資の知識を学んで実践することは、今後の資産形成に大きなプラスの影響を与える可能性があります。時間をかけてゆっくり株式投資の勉強をするのも良いでしょう。

今回の調査結果から、1人暮らしの男性のライフスタイルをイメージしてみると、「昼間は、バリバリ会社で仕事をして、家に帰るとパソコンに向かって、株式投資をする。」私の新社会人の頃(10数年前)では想像できなかったことですが、もうそんな世の中になっているのかもしれません。

■4月から新しく取り入れたい、インターネットサービス

※賃貸住宅で1人暮らし予定者ベースの回答


平野 泰嗣

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◆テーマ   〔新社会人〕  

  スーツ購入は、夏のボーナスまで待て!

060315

4月になり街を歩いていると、「あ、新人さんだな」と、なんとなく雰囲気でわかる若者が多く見かけられます。それが、しばらく経つと、いつのまにか普通のサラリーマン、OLと同化してしまい、「新人さんは、どこにいったのかな?」と不思議に思います。

今回は、「衣」がテーマということで、一人暮らしで30歳未満の人が、毎月どのくらい衣服にお金をかけているか見てみましょう。平成16年全国消費実態調査によると、収入に占める被服・履物の支出割合は、男性は4.8%、女性は13.0%という結果です。

前回、東海地域の初任給のおよその金額について見てみましたが、仮に男性20万円、女性19万円と仮定すると、1ヶ月の衣服・履物に対する支出は、男性の場合は9,600円、女性の場合は24,700円ということになります。男女を比較すると、やはり女性の方が被服・履物にお金をかける傾向があるようです。

■男女別若年勤労単身世帯の男女別消費支出の費目構成

※平成16年全国消費実態調査「若年勤労単身世帯の家計収支の状況」より作成

男性の場合、社会人になると「服装で人が判断されるから、身だしなみは大切。スーツ・靴・カバン・時計は、良いものを身に付けろ!」とよく言われます。そうは言っても、一度に揃えたら10万円は軽く超えます。新社会人のお給料では、ちょっと難しいかもしれませんね。

そこで考えるのは、クレジットカードのボーナス一括払いやカードローン、キャッシングの利用などではないでしょうか?
クレジットカードのボーナス一括払いには、金利や手数料がかからないものがほとんどですが、カードローンやキャッシングには、年率15%前後に設定されているのが通常です。

例えば、20万円でスーツや靴などを買い、金利18%のカードローンを利用した場合、毎月の支払い金額を10,000円に設定にすると、返済回数は24回、最終回の支払いは9,554円となり、利息の総額は39,554円になります。
カードローンは、毎月の返済金額を自分で自由に設定できるため、無理なく返済でき、自分の欲しいものを手に入れることができますが、利息をいくら支払うのか?という視点は大切です。

夏のボーナスを待って、20万円でスーツや靴などを買った場合と上の事例を比較すると、カードローンを使った場合、39,554円無駄なお金を使ったことになります。この金額があれば、もっとお洒落なシャツやネクタイが買えると思えませんか?

今回は、「衣」のテーマからカードローンの話になってしまいましたが、基本は「貯めてから買う」という習慣をつけることが大切だと思います。カードローンを一度利用すると、消費行動がカードローンの利用を前提に考えてしまう傾向があるような気がします。もしそうだとすると、カードローンの高い金利を一生払い続けなければなりません。

結論は、「スーツ購入は、ボーナスを待て!」です。そういえば、新人さんが、普通の社会人に同化する時期って、夏のボーナスの時期だったかもしれません。


平野 泰嗣

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◆テーマ   〔新社会人〕  

  気になる初任給、みんなはいくら?

060309

毎年3月になると、「フレッシャーズ(新社会人)応援キャンペーン!」といった感じで、町中にたくさんの広告が見られるようになります。「フレッシャーズ」という言葉を見る度に、私には全然関係のないはずなのですが、なんとなく新鮮な気分になります。

4月から会社に就職する新社会人にとっては、新しい生活への期待が膨らむ一方で、会社や仕事に馴染めるかどうかという不安も同時に募らせている頃なのではないでしょうか?

そんな新社会人にとって、一番の関心事は、はじめての給料。学生時代の友人に会うと、必ず給料のことが話題に上がります。
就職活動中は、あまり気にならなかった給料、でも、実際に会社に入って見ると、やっぱり他人の給料が気になります。

それでは、平成17年賃金構造基本統計調査から、東海エリアの初任給について見てみましょう。
大卒について見てみると、全国水準を上回っているのは、愛知県の大卒(男)と岐阜県の大卒(女)のみ。東海エリアの産業が発展していて活気があるというイメージに反して、初任給の水準は意外と低いということがわかります。

特徴的なのは、岐阜県の大卒男女の初任給の格差は、わずか300円しかないのに、愛知県の男女の格差は10,400円で、全国の男女格差7,400円を上回ります。同じ視点で見ると、静岡県の大卒男女格差は比較的小さく、三重県は大きいということになります。
ただ、これはあくまでも、統計上の数値で、個別の企業で男女に賃金格差を設けることは、労働法規違反になります。

(単位:千円)

大卒
(男)

大卒
(女)

高専・短大
(男)

高専・短大
(女)

岐阜県

192.3

192.0

172.5

169.2

静岡県

191.0

187.3

164.4

175.7

愛知県

198.4

188.0

173.9

161.4

三重県

187.8

178.7

172.0

165.5

(全国)

196.7

189.3

170.3

164.2

※平成17年賃金構造基本統計調査(初任給の概況)
※「初任給」とは、所定内給与額(所定内労働時間に対して支払われる賃金であって、基本給のほか諸手当が含まれているが、超過労働給与額は含まれていない)から通勤手当を除いたもの。

はじめての給料を貰ったときの使い道も気になります。まずは、親に感謝の気持ちを込めてプレゼントという人も多いでしょう。そして、自分の生活費や友達と遊ぶお金・・・と、気づいたら、貯金するお金が残らない!こんな人が多いのも事実です。

今まで、アルバイトで稼いだお金や親からのお小遣いは、「使うためのお金」という意識が強いため、計画的に貯蓄をすることに慣れていないからなのです。
そこで、はじめての給料を貰った時に最初にやることは、給料明細を見ながら、1ヶ月の収入と貯蓄額目標と支出予算を手帳に書いてみること。1時間もあればできることだと思います。

毎日、手帳に書いた自分の収支計画を見ていると、お金の使い方もしっかりするはずです。何事も最初が肝心。お金の収支計画を立てることが習慣になれば、さらに良いでしょう。

「給料」を貰うことは、日々の生活の糧を得ることであると同時に、貯蓄あるいは投資をして、将来のやりたいこと、かなえたい夢を実現するための手段だと思います。
「はじめての給料」・・・ぜひ、自分の将来を見据えて、大切に使ってもらいたいものです。


平野 泰嗣

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