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テーマ   〔相続〕 

  「いくらかかるの!?葬儀にかかるお金の話」

060815

今年6月、私の母方の祖母が天寿をまっとうしました。享年90才でした。
そこで今回は、『実際の葬儀に関してどれくらいの実費負担があるのか?』を私のケースでお話いたします。「えっ、お葬式ってこんなにお金がかかるの?」と、いざという時に慌てないためにも、参考にしていただけたらと思います。

そもそも、葬儀というものはそんなに頻繁にあるわけでもなく、ましてや自分の親族の場合ですと、なかなかその段取りなどが分からず戸惑うと思います。
そこで、たいていの方は葬儀屋さんにお願いするのではないでしょうか?
私も今回は某大手葬儀会社(冠婚葬祭全般を取り扱ってます)にお願いしました。

『餅は餅屋』という格言通り、葬儀のプロ(?)である葬儀会社にすべてをお任せしましたので、何もかも至れり尽くせりで、葬儀の進行をスムーズに運ぶことができました。
ただし、「葬儀」を代行してもらっているわけですので、当然それ相応の費用はかかります。
では具体的に、費用として「どのようなものに、どれくらい」かかるのかご紹介します。

まず、葬儀費用としていくらかかったかといいますと、総額で1,034,267円です。
その内訳としましては、
@(正味の)葬儀費用 ・・・ 369,000
A料理・飲み物代  ・・・ 83,206
Bオプション料   ・・・ 572,061
C立替金・預り金  ・・・ 10,000
となります。そこで、一つ一つ詳細について見てみましょう。

@(正味の)葬儀費用
この費用は「葬儀費用の基本料金」です。祭壇、遺影、棺、花、位牌などの葬儀を行うにあたって必ず必要となるものから、アルバム、司会進行、記録帳など葬儀に付随するものなど、いわゆる「告別式当日にかかる費用」です。

これは一般参考価格として本来ならば480,000円かかるところが、会員割引、特別割引、その他の調整があり、結果として、369,000円になりました。葬儀内容は個々人の要望に
応じて、「いるもの、いらないもの」を選択することができますので、予算に応じて、金額を抑えることもできます。

A料理・飲み物代  
この費用も予算に応じて内容を選べますが、(正味の)葬儀費用と違うところは、「人数によって値段が変わる」という点です。そういう意味では、この費用は「変動費」であるといえます。ですので、人数が多いとき、お酒をよく飲む場合は高くなります。

Bオプション料   
この費用は「葬儀費用の追加料金」で、主に葬儀に使う備品類の費用です。私のケースでは572,061円とこの費用が一番多くなっています。その中でも一番高いのが、「供花セット」の171,000円でした。あと、通夜、告別式とも葬儀会社の会館を使わせてもらいましたので、「会館管理費」として70,000円かかっています。

C立替金・預り金  
この費用は火葬料金として、葬儀会社が立替した分を支払時に精算します。

参考に、全国および信越+北陸地方の「葬儀費用の平均額」は下記の通りです。

全国

信越+北陸地方

葬儀費用の合計

2,366,000

2,034,000

葬儀一式の費用

1,504,000

1,434,000

寺院の費用

486,000

389,000

飲食接待費用

386,000

396,000

(財)日本消費者協会 第7回「葬儀についてのアンケート調査」平成159月より

私のケースでの葬儀費用は総額で100万円を超えたわけですが、上記の表を見ると、全国平均も信越+北陸地方の平均もそれを上回っています。ちなみに今回の私のケースでは、
親戚縁者だけの小規模な葬儀であったため、平均よりも少なかったのだと思います。

いずれにしても、これはあくまで「葬儀」そのものにかかる費用です。身内が亡くなると葬儀費用以外にも、相続手続きの際にさらに様々な費用がかかることがあります。いざという時に慌てないためにも、事前になんらかの備えをしておくというのも大切なのではないでしょうか。


内海 常雄

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  「葬儀は最後の価値観を表現する場!」

060808

葬儀は、会社づきあいなどの参列も含めても、多い方で年に数回しかないと思われます。
また、一般参列者として参加する場合、当然ながら、どのような方法で行っているのか?といったところまで目が行き届かないと思われます。

そして、葬儀は宗派により行い方が違いますが、地域によっても行い方が違います。したがって、いざ、私たちが身内の葬儀を行うといった場合、どうすればよいの?といった方が多いと思いますが、最近では、葬儀屋さんが行い方については細かい部分にまで、アドバイスをしてくれる場合が多いですので、その点は気にすることはあまりありません。

しかし、ある程度は知っておいてもいいのではないかと思われますので、地域ごとの特徴についてご紹介しましょう。

石川県では、出棺の際に、喪主は白装束で火葬場まで行く風習が残っており、法要は、初七日までは簡素に行い、一周忌以降を盛大に行うといった傾向があるようです。

富山県では、出棺に際に、呉西では喪主・親族は白装束を着けますが、呉東では普通の喪服といったように違いがあり、骨上げは、総骨上げをする風習があるため、骨壷は比較的大型となっているようです。

福井県は、湯かんの時に、以前は、男性の場合、髭を剃り落とし、女性の場合、女は髪を短くなるように切っていましたが、現在は、男性の場合お棺の中に剃刀を入れ、女性の場合、お棺の中に鋏を入れるようになっています。さらに、大切な行事として、通夜には遺族や近所の人によって「ご詠歌」が唱えられているようです。

新潟県の場合、火葬が終了するまでは白いローソクを使用し、収骨後の法要などでは赤いローソクを使うようです。また、葬儀後の火葬が一般的で、出棺の時に「鳩を飛ばす」あるいは「鳩を流す」と呼ばれる「放生」の風習があります。

長野県の場合、地域によっては、出棺の際に参列者が白い布を肩に掛けるようです。さらに、納棺が終わるとすぐ近親者だけで別れの膳を囲みます。なお、長野県西部地域においては、日のあるうちは葬儀を出さないといった風習があります。
(全国儀式サービス・ガイドブックより)

しかし、最近は、「葬儀はその方の最後の意思表示」といった考え方から、これまでのやり方にこだわらない新しい葬儀の方法が登場しています。

例えば、お坊さんなどの宗教者を、招かずに、宗教色を出さずに自由な形で行う「無宗教葬」と呼ばれるもの、生演奏などの音楽を「献奏」する、音楽を重視した「音楽葬」、海や川、山、などに散骨を行う「自然葬」、さらには、森の中に、樹木を植えたりして埋葬する「樹木葬」などがあります。まだ、珍しいですが、本人が生きているうちに行う「生前葬」もあります。これは、お世話になった方々に直接、自分でお別れとお礼を言うことができるメリットがあります。

このように、個人の価値観が重視されるようになってからは、これまでの形式にとらわれない葬儀の方法が登場しています。もし、自分の希望があるのであれば、言いにくいお話ですが、家族や身内に事前に伝えておく必要があると思います。


内海 常雄

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